小・中学生を対象に「コンビニ利用」についてアンケート調査

調査結果の概要

コンビニ利用について、全国の小学生・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施した。普段のコンビニ利用頻度について見ると、「２週に１回くらい行く」24.5％が最も多く、次いで「週に１～２回くらい行く」21.2％、「月に１回くらい行く」18.8％と続いた。また、３割以上の小・中学生が「週１回以上」コンビニを利用しているという結果になった。性別で見ると男の子、学年別で見ると中学生において、回答が４割以上と他に比べやや多くなっている。最もよく行くコンビニでは、「セブン-イレブン」41.6％がかなり多く、次いで「ローソン」21.0％、「ファミリーマート」19.0％と続き、性別で見ると、「ファミリーマート」や「ミニストップ」では、男の子より女の子の回答が若干多くなっている。いつコンビニに行っているのか聞くと、「休日」56.7％がかなり多く、次いで「遊んでいる時」31.2％、「放課後」26.6％と続き、特に「遊んでいる時」について、性別で見ると男の子、学年別で見ると小学校高学年と中学生の回答が他に比べ多く見られた。また、「放課後」では、中学生の回答が３割を大きく超えたほか、「塾や習い事から帰る時」では、性別で見ると女の子、学年別で見ると中学生の回答が他に比べ若干多くなっている。誰とコンビニに行くことが多いかについては、「母親」47.6％が最も多く、次いで「友だち」39.1％、「父親」27.8％と続き、性別で見ると、男の子では「友だち」56.6％が６割近く、一方女の子では「母親」50.3％が半数以上と最も多くなった。また、学年別で見ると、小学校中学年・高学年では「母親」の回答が半数以上に達したが、中学生では「友だち」62.3％が６割以上、「自分一人だけ」41.6％が４割以上という結果になり、自分の意思で買い物をする子どもが増えることが推測される。コンビニに行く目的は、「お菓子を買いに」78.2％が最も多く、次いで「飲み物を買いに」58.6％、「ご飯を買いに」38.8％と続き、性別で見ると、「お菓子を買いに」では男の子が６割台であったのに対し、女の子では８割を超えており、お菓子目当てのコンビニ利用は男の子よりも女の子に多いことがわかった。また、学年別で見ると、全体的に中学生の回答が他の学年に比べ高くなっており、特に「飲み物を買いに」71.4％では７割以上、「時間つぶし」44.2％では４割を大きく超えた。コンビニでの一回の買い物代について聞いたところ、「101円～300円」が34.1％と最も多く、次いで「301円～500円」32.2％と続いた。性別で見ると、男の子では「500円以下」が９割近くに達し、「501円以上」は１割程度だったが、女の子では「500円以下」は６割台に留まった一方、「501円以上」が３割を超えており、一回のコンビニ代は男の子より女の子の方が多いという結果だった。また、学年別で見ると、「500円以下」では中学生が８割以上と最も多く、「501円以上」では小学校高学年が４割近くに達し、最も多くなった。コンビニに行く理由では、「家、学校などの近くや通り道にあるから」が47.6％と最も多く、次いで「営業時間を気にしなくていいから」30.9％、「商品の種類が多いから」24.1％と続き、学年別で見ると、小学校中学年において「値段が安いから」31.4％の回答が３割を超え、他の学年に比べ多くなっている。

調査結果