第3回「20代 VS 60代の夫婦観調査」 |
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調査結果の概要
(株)ユーキャンが20代と60代の子供のいる既婚の男女を対象に行った意識調査によると、漢字一文字で表した『夫婦』の思いで最も多かったのは、20代では「絆」が最も多く16.5%、次いで「信」「楽」同7.5%、60代では「忍」が最も多く17.5%、次いで「和」10.0%、「愛」8.5%となりました。夫婦円満に生活をするために一番に心がけて行動していることを聞いたところ、20代では「なるべく会話の時間を多くもつ」43.0%が最も多く、次いで「愛情や感謝の気持ちを積極的に表現する」27.5%、60代では「お互いのプライバシーを尊重する」28.0%が最も多く、次いで「なるべく会話の時間を多くもつ」27.5%となりました。自分たちは『いい夫婦』だと思いますか?と尋ねました。「はい」と答えた人は20代が88.5%、60代が77.0%となり、20代の約9割、60代の約8割が自分たちを『いい夫婦』だと思っていることがわかりました。両年代ともに「はい」と答えた割合は男性が女性を上回り、より肯定的な姿勢が窺えました。現在の配偶者と結婚してよかったと思いますか?と聞いたところ、「はい」と答えた人は20代が89.5%、60代が83.5%となり、20代の約9割、60代の8割強が満足していることがわかりました。こちらでも、両年代ともに「はい」と答えた割合は男性が女性を上回りました。また、生まれかわっても、今の配偶者と結婚したいと思いますか?と尋ねると、「はい」と答えた人は20代が58.5%、60代が50.5%となりました。20代女性・60代男性・60代女性の約半数が「いいえ」と答えたのに対し、20代男性では約7割が「はい」と答え、生まれかわっても今の妻とまた結婚したいという思いが目立つ結果となりました。20代・60代女性に『いい夫』のイメージを持つ有名人は?と聞いたところ、20代では「つるの剛士さん」、60代では「高橋英樹さん」がトップとなりました。一方、20代・60代男性に『いい妻』のイメージを持つ有名人は?と聞いたところ、20代では「松嶋菜々子さん」、60代では「吉永小百合さん」がトップとなりました。
調査結果
- 夫婦についての貴方の思いを漢字一字で表して下さい(全体)
<20代> (単位:人) 1 絆 ・色々なことを乗り越えるたびに絆が強くなっていくものだから
・赤の他人同士だからこそ二人で作りあげる絆が大切33 2 信 ・信頼しあい、助け合う関係が夫婦だと思うから
・お互いに信じあえないと成り立たないと思う15 楽 ・一緒にいるだけでも楽しいから
・一緒にいて気をつかわないのでとても楽4 愛 ・愛し合って結婚したから
・愛がなければ夫婦生活は続かないから12 5 共 ・共に生き、楽しいことも苦しいことも共有するから
・一緒に生活し、共有している時間が多いため11 - <60代> (単位:人)
1 忍 ・ただただ我慢して耐えるのみ
・お互いに忍耐がないと続かない35 2 和 ・お互いの気持ちを尊重して和が保てる
・和やかに家族団らんで楽しく過ごす20 3 愛 ・愛がなければ長く寄り添えないから
・お互いをいたわる気持ち17 4 信 ・信頼の上に成り立っている
・お互いに信頼出来ないと一緒に暮らしていけないと思う15 5 絆 ・親と過ごした年月より長く一緒にいると同志のような絆を感じるから
・心の絆で結ばれていると思う11 - 夫婦円満に生活をするために一番に心がけて行動している事は何ですか?(全体) (単位:%)
20代 60代 なるべく会話の時間を多くもつ 43.0 27.5 愛情や感謝の気持ちを積極的に表現する 27.5 15.0 お互いのプライバシーを尊重する 9.5 28.0 愚痴や文句をなるべく言わない 8.5 19.0 お互いに無駄な浪費を避け、家庭の経済的安定を保持する 7.5 5.5 - 自分たちは“いい夫婦”だと思いますか? (単位:%)