「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査

  • 調査期間
  • 2009/03/18~2009/05/19
  • 調査対象
  • 実施先ホームページ及び会員不動産情報サイトにアクセスした一般消費者(物件検索経験者) 1,274人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

不動産情報サイト事業者連絡協議会では、このたび、当協議会ホームページ及び会員不動産情報サイト上で一般消費者向けに実施した「不動産情報サイト利用者意識アンケート」の調査結果をまとめましたのでご案内いたします。インターネットでの物件検索後、実際に不動産会社に問い合せをしたユーザーは58.4%と、景気低迷下、問合せ率は前年(64.6%)に比べ6.2pt低下しています。問い合せた不動産会社数は「2社」が最も多く28.8%、次いで「3社」23.8%、「1社」22.3%となり、平均は前年比(平均3.6社)より0.7社減の「2.9社」となりました。不動産会社への問い合せ方法で最も多いのは「メール」で69.1%。「電話」が55.8%で続いています。問い合せに対する不動産会社の対応の満足度を尋ねますと、「満足」14.7%と「やや満足」47.6%を合わせた「満足」は62.3%と、前年(61.7%)より0.6pt微増しています。問合せ後、実際に不動産会社を訪問したユーザーは景気低迷のもと、問い合せ率同様、訪問率も前年比(73.8%)より5.0pt減の68.8%と大幅に低下しています。不動産会社の訪問数を見ると、最も多い回答は「1社」で33.0%、次いで「2社」が29.9%、平均は前年比(平均2.6社)より0.1社減の「2.5社」になっています。不動産会社を訪問後、物件の契約をしましたか?と聞くと、問い合せから訪問まで慎重に行動したユーザーが増えた結果、「(不動産会社訪問後)契約をした」人が前年比(62.0%)より0.5pt増の72.5%と僅かながら増加に転じました。不動産情報サイトでの物件探しの満足度に注目すると、不動産情報サイトの評価は着実に上がっていることが窺え、満足度(「満足」8.6%+「やや満足」54.8%)は、前年比(59.7%)より3.7pt増の63.4%となっています。物件を探す際の『便利さ』、『信頼度』を媒体別に評価してもらいました。すると、『便利さ』のトップは「インターネット(PC)」で、95.7%。『信頼度』でも「インターネット(PC)」71.6%がトップでした。また、「情報誌」51.4%や「店頭チラシ」46.2%「折込チラシ」44.3%なども好評でした。

調査結果

インターネットでの物件検索後、実際に不動産会社に問い合わせしましたか?(不動産情報サイトでの物件検索経験者) (単位:%)
問い合わせた不動産会社数は? (単位:%)
不動産会社への問い合わせ方法は?(複数回答) (単位:%)
問い合わせに対する不動産会社の満足度は? (単位:%)
問い合わせ後、実際に不動産会社を訪問されましたか? (単位:%)
不動産会社を何社、訪問されましたか? (単位:%)
不動産会社を訪問後、物件の契約をされましたか? (単位:%)
不動産情報サイトでの物件探しに、どの程度、満足されましたか? (単位:%)
物件を探す際の“便利さ”“信頼度”を媒体別に評価すると?(「非常に便利/信頼できる」+「やや便利/信頼できる」の合計) (単位:%)
便利さ信頼度
インターネット(PC)95.771.6
情報誌60.551.4
無料冊子55.437.6
折込チラシ51.144.3
店頭チラシ43.946.2
新聞広告35.840.6
口コミ33.133.6
インターネット(携帯)15.919.4
調査実施先:不動産情報サイト事業者連絡協議会(略称 RSC)