職場の人とのお酒の飲み方に関する意識調査(1)

  • 調査期間
  • 2009/08/28~2009/09/02
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女 13,096人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

キリンホールディングス(株)のキリン食生活文化研究所では、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットで飲酒に関する意識調査を実施し、「職場の人とのお酒の飲み方」について回答をまとめた。それによると、職場の人とよく飲む場所は、上司、部下とも「チェーン店の居酒屋」(上司とは60.6%、部下とは73.3%)が最も多く、女性では創作料理などのある「ダイニング居酒屋」(上司とは46.9%、部下とは46.0%)や「イタリア料理・パスタ」(上司とは9.2%、部下とは15.7%)も多い。飲みに行ったときによく飲むものでは、(相手が上司でも、部下でも)全体、男性、女性ともに「生ビール」がトップ。「ビール」「焼酎」は男性が、「チューハイ」「カクテル」「ウーロン茶」「ワイン」「梅酒・杏露酒」は女性が高い。上司と飲みに行くときより、部下と飲みに行くときのほうが、相手に合わせて多種類のお酒を飲んでいる。上司や部下との飲み会は必要だと思うか?と尋ねた。「必要と思う」「まあ必要と思う」人の合計は約5割(上司とは49.9%、部下とは52.1%)。上司との飲み会意向が最も高いのは、20代男性(62.5%)。部下との飲み会意向が高いのは、40代男性(59.5%)という結果になった((2)に続く)。

調査結果

上司とよく飲む場所(複数回答) (単位:%)
全体男性女性
1チェーン店の居酒屋60.664.551.9
2ダイニング居酒屋37.633.646.9
3個人で経営の居酒屋37.236.937.7
4焼き鳥・串料理26.128.021.8
5小料理・割烹23.422.425.7
6焼肉屋11.811.712.1
7中華料理店7.87.48.7
8和食店(鰻・天ぷら)5.34.66.7
9寿司(回転寿司除く)5.15.15.0
10イタリア料理・パスタ4.52.49.2
部下とよく飲む場所(複数回答) (単位:%)
全体男性女性
1チェーン店の居酒屋73.374.966.8
2ダイニング居酒屋36.033.646.0
3個人で経営の居酒屋34.535.330.9
4焼き鳥・串料理29.931.921.6
5焼肉屋17.418.014.9
6小料理・割烹12.813.111.4
7中華料理店9.59.310.1
8お好み焼き・もんじゃ7.06.310.1
9イタリア料理・パスタ6.94.715.7
10ラーメン屋5.85.85.9
上司と飲みに行ったときよく飲むもの(複数回答) (単位:%)
全体男性女性
1生ビール81.287.866.1
2チューハイ・サワー26.722.735.9
3焼酎(グラス売り)22.625.815.3
4びんビール22.225.215.2
5焼酎(ボトル売り)20.925.89.7
6日本酒18.919.716.9
7カクテル14.59.426.0
8ウーロン茶11.98.420.1
9ワイン11.19.714.3
10梅酒・杏露酒10.87.718.1
11ウィスキー7.09.22.0
部下と飲みに行ったときよく飲むもの(複数回答) (単位:%)
全体男性女性
1生ビール82.787.662.4
2チューハイ・サワー32.529.843.6
3びんビール24.927.115.9
4焼酎(グラス売り)24.827.513.6
5焼酎(ボトル売り)23.527.66.5
6カクテル1713.133.1
7日本酒15.317.17.9
8ワイン13.311.719.6
9ウーロン茶12.49.225.8
10梅酒・杏露酒11.59.121.5
11ウィスキー7.99.41.4
上司や部下との飲み会は必要だと思いますか?(単数回答)
<上司との飲み会> (単位:%)
<部下との飲み会> (単位:%)
((2)に続く)
調査実施先:キリンホールディングス(株)キリン食生活文化研究所