エコポイント制度に関するアンケート

調査結果の概要

制度の導入により電器店を賑わせたエコポイント。利用した人はどの位いるのだろうか？インターワイヤード(株)が運営するネットリサーチのＤＩＭＳＤＲＩＶＥでは、エコポイントについてアンケートを行なった。エコポイント制度の認知について尋ねたところ、「内容も知っていた」52.0％、「聞いた事がある程度」45.7％を合わせた認知者は97.7％と非常に高かった。「知らなかった」と回答した人はわずか2.3％であった。エコポイント制度認知者に、5月15日から現在（8月20日）の間での、対象商品の購入・商品交換状況を尋ねた。「エコポイント対象製品は購入していない」人が86.8％と大半を占めた。「すでに購入し、商品と交換した」人は0.7％と僅かであった。認知率は高いが、実際に購入している人は１割ほどである。購入した商品は「地上デジタル放送対応テレビ」57.9％、購入場所については「家電量販店」が79.0％と断トツであった。取得したポイントを何と交換するか？については、「商品券・プリペイドカード」が66.5％と圧倒的であった。次いで「地域型商品券」6.9％、「全国の地域産品」4.1％が続いた。購入時、他の製品と比べる際に、エコポイント対象製品かどうか？を重視した度合については、「かなり重視した」24.9％、「やや重視した」32.1％と、「重視した」人は57.0％であった。エコポイント制度は、エアコン・冷蔵庫・地デジ対応テレビを買うきっかけになったか？と尋ねると、およそ６割が「きっかけになった」59.6％と回答した。エコポイント制度は『経済的に』、『地デジ対応テレビ普及促進に』、『地球温暖化防止に』、どの程度効果がありそうだと感じているのだろうか？「非常に効果がある」＋「まあ効果がある」を合わせた、「ある程度以上効果がある」と感じている人の割合は、【地デジテレビ普及に】が最も多く43.8％、次いで【経済的に】37.9％と続いた。【地球温暖化防止に】効果があると回答した人は17.4％と２割を切り、エコポイント制度の経済的な効果を感じる人はある程度いるが、地球への効果は、あまり感じられていないようである。

調査結果