生活意識に関するアンケート調査(第39回) |
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調査結果の概要
日本銀行が全国の満20歳以上の男女を対象に「生活意識に関するアンケート調査(第39回)」を実施した。その結果を6月の前回(第38回)調査の数値と比較した。1年前と比べた現在の景況感は「良くなった」が僅かに増加、「悪くなった」が7.8ポイント減少。一方、現在と比べた1年後の景況感は「良くなる」が1.0ポイント増加し、「悪くなる」が3.2ポイント減少した事から、景況感は前回調査より改善した。金利水準についての見方は「金利水準が低すぎる」との回答が前回調査の45.5%から50.0%に4.5ポイント増加した。現在の暮らし向き(1年前対比)は「ゆとりが出てきた」が0.4ポイント減少し、「ゆとりがなくなってきた」は1.3ポイント増加している。1年前と比べた収入の増減では、「増えた」が0.3ポイント減少し、「減った」が4.9ポイント増えている。また、支出の増減については、「増えた」が1.8ポイント減少し、「減った」が0.9ポイント増加した。1年後を見た勤労者の勤め先での雇用・処遇についての不安は「あまり感じない」が1.8ポイント減少、「かなり感じる」は1.8ポイント増加している。「少し感じる」は0.1ポイント減少した。日本銀行の本支店における店内見学について参加状況について尋ねたところ、「参加したことがある」との回答は1.3%となった。「参加したことがない」と回答した人(97.5%)のその理由を尋ねたところ、「日本銀行の店内見学ができることを知らなかったから」76.3%との回答が最も多く、次いで「店内見学に参加する時間的な余裕がないから」24.0%との回答が多かった。