東大・阪大・慶應・早稲田の大学生に就職観調査 |
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調査結果の概要
年収1000万円以上の求人情報に特化した求人サイトを運営する(株)ビズリーチは、リーマンショック後1年を目前にした2009年8月1日から9月1日に、東京大学、大阪大学、慶應義塾大学、早稲田大学の現役大学生304人を対象に、就職観についてアンケートを実施しました。リーマンショックの影響を受けたためか、外資系企業は非常に不人気でした。最初に日系企業と外資系企業、どちらで働きたいですか?と尋ねると、8割以上の大学生が「日系企業」84%を希望、「外資系企業」は2%と不人気でした。外資系企業についてどう思いますか?と尋ねると、8割以上の大学生が外資系企業に「魅力を感じていない(「全く感じない」21%+「あまり感じない」62%)」ことが明らかになりました。また、大企業と中小・ベンチャー企業では、約9割の大学生が「大企業」89%への就職を希望しています。就職先を選ぶ際に、最も重要視する要素を選択してもらったところ、「やりがい」48%が第1位に挙げられ、以下「安定性」23%、「給与」12%の順となっています。最も魅力を感じる職種は?「IT・インターネット」32%関連企業の人気が高く、これに「メーカー」25%、「商社」14%が続きます。一方、「金融・保険」企業は5%と不人気でした。最初の就職先に定年まで勤務し続けたいですか?と聞いたところ、44%もの大学生が「はい」と回答、『終身雇用』を希望する安定志向が見てとれました。公務員について、約4割の大学生が「魅力を感じている」38%と答えています。憧れる就職先に就職できなかったときに転職しますか?と尋ねました。すると、(4割の大学生が)終身雇用を希望するものの、6割(62%)が転職も視野に入れていることが明らかになりました。