結婚意識の違いに関する調査

調査結果の概要

不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は、首都圏在住の30代から40代の独身男女の住宅『購入者』と『未購入者』に対し、結婚意識の違いに関する調査を実施。今回の調査では、不動産所有の有無により、結婚意識が大きく違うこと、また、人生観にも違いが見られることが明らかになった。結婚願望について尋ねたところ、「結婚したい」と思っている男性は、不動産を持っていない人48.6％に対し、不動産を持っている人58.4％と、不動産を持っている男性の方が「結婚したい」人が多く、一方、「結婚したい」と思っている女性は、不動産を持っていない人56.5％に対し、不動産を持っている人36.4％と20ポイント以上少ない結果となり、不動産を持っている男性の結婚願望は高く、不動産を持っている女性の結婚願望は低い様子が窺えた。女性が不動産を持っていると結婚に有利だと思うか？と尋ねた。「思っている」と考える人が全体の17.0％で、女性より男性で多い。しかし、男性が不動産を持っていると結婚に有利だと思うと回答した人が全体で53.4％と半数を超える。不動産を持っている男性によると、「思う」42.8％との回答は４割であった。結婚相手に求める条件は、「性格」71.0％、「相性」63.6％、「価値観」54.8％などが上位に挙げられている。結婚するなら草食系と肉食系どちらがいいと思うか？聞くと、不動産のある、なしに関係なく、男性には「草食系の女性」、一方、女性には「肉食系の男性」が人気の模様。幸せな人生をおくるために欠かせないと思うものを挙げてもらうと、全体では「健康」63.6％が１位で、「お金」56.6％、「自由な時間」40.2％が続いた。自分にとって人生で一番と思われる買い物は何か？尋ねると、「住宅」と「結婚相手」の割合が高い。不動産を持っている女性（61.0％）の方が持っていない女性（51.9％）よりも「住宅」の割合が高いが、「結婚相手」については、不動産を持っていない女性（37.0％）の方が持っている女性（24.7％）よりも割合が高かった。ペットの有無を尋ねると、「飼っていない」との回答が圧倒的に多かったものの、不動産を持っている女性は、猫を飼っている割合が高く、約４人に１人いる（23.4％）という結果となった。

調査結果