ビール・発泡酒についての調査レポート

調査結果の概要

(株)ネットマイルではビール・発泡酒についてアンケート調査を実施した。その結果によると、ビール・発泡酒・新ジャンルの飲用頻度は「週に1、2日」26.3％が最も高く、次いで「週に3、4日」21.9％、「ほぼ毎日」16.6％と続き、年代別で見ると、『ほとんど毎日』は30代と40代、50代以上では４割近くに達したが、20代では１割台に留まった。20代では「週に1、2日」32.5％が最も高かった。ビール・発泡酒（新ジャンル含む）を購入（または注文）するときに重視する点では、「味わい」80.9％、次いで「価格」67.4％という結果であった。男女別に見ると、女性は男性に比べ回答率が高く、購入前の選択肢が多い様子が窺えた。とりわけ「カロリーオフ・健康志向」や「目新しさ・話題性」といった項目で男女差が目立った。ビール・発泡酒（新ジャンル含む）の味わいに対して一番求めるもは、「喉ごし」35.1％が最も高く、次いで「コク」19.4％、「爽快感」16.5％と続き、年代別に見ると、40代では「コク」、50代以上では「爽快感」の回答率が他の年代に比べそれぞれ高かった。好きな銘柄（よく飲んでいる銘柄）では１位が「アサヒ　スーパードライ」37.1％、２位「キリン　一番搾り生ビール」29.8％、３位「キリン　ラガービール」21.3％という結果であった。年代別に見ると「アサヒ　スーパードライ」や「キリン　一番搾り生ビール」では50代以上の回答率が他の年代に比べ高かった。普段、ビール･発泡酒･新ジャンルが飲みたくなるときは、「夕食のときに」61.3％が１位、以下「お風呂あがりに」53.1％、「自宅でくつろいでいるときに」37.9％と続き、年代別に見ると、「お風呂あがりに」では20代の回答率が４割程度であった一方、30代と40代、50代以上では６割近くに達した。また「旅行中に」では50代以上、「仕事帰りに」では20代の回答率が他の年代に比べそれぞれ高かった。ビール･発泡酒･新ジャンル以外で、好きな（よく飲まれる）アルコール飲料は、１位が「ワイン」43.4％、２位が「チューハイ」42.8％、３位が「焼酎」37.8％という結果であった。年代別に見ると、50代以上では「ワイン」の回答率が唯一５割を超え、他の年代に比べ高かった一方、「チューハイ」「カクテル」は他の年代に比べかなり低く人気の格差がある様子が窺えた。また「梅酒」は20代で５割近くに達し、他の年代に比べかなり高かった。

調査結果