小・中学生を対象に「食生活」についてアンケート調査 |
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調査結果の概要
全国の小・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し、食生活について調査を実施した。毎日の食生活について尋ねると、「毎日3食(朝、昼、夜)食べてる」が全体の92.5%に達し、9割以上の子どもが毎日3食摂っていることがわかった。朝食のメインについて聞くと、「お米」62.2%と「パン」58.5%の割合かなり多く、双方が拮抗している様子が窺える。性別で見ると、「お米」は男の子が72.7%、女の子が58.3%、一方「パン」は男の子が46.8%、女の子が62.9%と、男の子には『お米派』が多く、女の子には『パン派』がやや多い模様。間食の状況については、「おやつを食べる」が81.8%と最も多く、とりわけ男の子では72.0%と7割程度であったのに対し、女の子では85.7%と8割を大きく超えており、おやつの習慣は男の子よりも女の子に多いと言えそう。また、学年別で見ると、学年が上がるにつれ「おやつを食べる」の回答が減り、一方で「間食はしない」の回答が増える。塾や習い事、部活動による生活リズムの変化や美意識の芽生えによるダイエットなどが、子どもたちの間食事情に少なからぬ影響を与えているのではないかと推測される。家での食事について聞いてみたところ、「お母さんやお父さんが作った料理」が94.7%と圧倒的に多いものの、その他では「スーパーなどで買ってきたおかずやお弁当」が15.1%、「いつでも手軽に食べられる料理」が14.4%、「外食をする」が11.9%といずれも1割程度見られた。外食状況について全体で見ると、「月に1回くらい」が25.0%と最も多く、次いで「2週間に1回くらい」が21.5%、「週に1回くらい」が18.2%と続き、半数近くの子どもが「月に1~2回程度」外食していることがわかった。性別で見ると、「月に1~2回程度」の外食は男の子では4割程度だったが、女の子では半数近くに達した。また、学年別で見ると、「月に1~2回程度」の外食は小学校中学年では3割程度だったが、小学校高学年では半数を超えるまでに増え、中学生でも4割を大きく超える結果となった。普段の食卓に並ぶ食材について聞いてみたところ、「お米」が83.9%と最も多く、次いで「野菜」83.0%、「肉」74.6%と続いた。学年別で見ると、小学校高学年と中学生で「野菜」「肉」「魚介類」の回答が多くなっており、バランスのとれた食事をとっている様子が窺える結果になった。
調査結果
- 家での食事はどんなものが多いですか?(n=548) (単位:%)
合計 小学校
低学年小学校
中学年小学校
高学年中学生 お母さんやお父さんが作った料理 94.7 90.9 91.8 95.7 94.6 スーパーなどで買ってきたおかずやお弁当 15.1 18.2 16.5 13.8 17.0 いつでも手軽に食べられる料理(レンジでチンするものやお湯を使うもの) 14.4 9.1 12.9 16.1 12.2 外食をする 11.9 27.3 16.5 10.8 10.2 その他 2.2 0.0 2.4 1.6 3.4 - 外食(ファストフード店含む)にはよく行きますか?(n=548) (単位:%)
- 普段家の食卓に並ぶ食材はなんですか?(n=548) (単位:%)
合計 小学校
低学年小学校
中学年小学校
高学年中学生 お米 83.9 72.7 81.2 84.6 85.0 野菜 83.0 63.6 70.6 86.6 84.4 肉 74.6 72.7 51.8 78.0 81.0 魚貝類 60.6 36.4 45.9 63.9 63.9 卵 48.2 45.5 35.3 46.9 58.5 めん類 40.7 45.5 35.3 38.4 48.3 パン類 31.6 36.4 29.4 29.5 36.7