「七夕に関する意識と実態」調査

  • 調査期間
  • 2009/04/22~2009/04/23
  • 調査対象
  • 全国に居住する12歳以下の小学生男女104人(男女各52人)及び20代~60代の男女1,550人(男女各世代155人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

カルピス(株)では、1919年7月7日の七夕の日に発売された乳酸菌飲料【カルピス】が今年で90周年を迎えるのを機に、標記の調査を行ないました。その結果を見ると、例年、七夕の日(前後含む)に何かしている人は、大人で30.6%、子供で71.2%でした。七夕の日に何かしている子供のうち、91.9%が「楽しい(「どちらかといえば楽しい」44.8%含む)」と感じていることがわかりました。例年、七夕の日にすることのトップは、子供も大人も「短冊(に願い事を書く)」でした。他の回答より子供と大人を比較すると、子供は大人より短冊に願い事を書いて行事食を食べていますが、大人ほど夜空を見たり、お祭りやイベントを見に行かない傾向にあるようです。七夕伝説について、大人(91.0%)も子供(87.5%)もおよそ9割が知っていました。七夕伝説を知っていると回答した大人に、<織姫と彦星の関係>を尋ねたところ、91.0%が「恋人」と誤って認識していることが判明、正解の「夫婦」は8.4%と1割に届きませんでした。また、七夕伝説を次世代に伝えていきたいか?と聞くと、7割が「(伝えていきたいと)思う」73.8%と答えています。理由として最も多かったのは、「日本の伝統行事のひとつだから」75.9%が挙げられています。七夕の願掛けの由来について聞いてみました。すると、大人の3/4が知らなかったことがわかりました(「あまり知らない」57.0%+「まったく知らない」18.2%)。願掛けの由来を知っていると答えた人にさらに尋ねました。すると、半数もの人が「恋愛の成就」50.1%と、4割が「夢がかなうようにと願っていたことから」39.0%と誤解していることが明らかになりました。

調査結果

七夕の日に何かしていますか?(単一回答)
七夕の日に何かをするのは楽しいですか?(七夕の日に何か「している」子供:n=74)(単一回答)
例年、七夕の日にしていることは何ですか?(七夕の日に何か「している」子供、大人)(複数回答) (単位:%)
子供(n=74)大人(n=475)
短冊89.253.7
笹飾り41.938.1
夜空を見る37.853.1
七夕の話27.032.6
行事食16.2  9.9
お祭り14.927.2
食事会14.922.7
歌う14.9  9.9
おやつ会  4.1  5.1
七夕伝説を知っていますか?(単一回答)
(上記設問で「(よく+だいたい)知っている」と回答した大人へ)織姫と彦星の関係は?(n=1,410)(単一回答)
(七夕伝説を「(よく+だいたい)知っている」と回答した大人へ)七夕伝説を次世代に伝えていきたいですか?(n=1,410)(単一回答)
(上記設問で「思う」と回答した大人へ)七夕伝説を次世代に伝えていきたい理由は何ですか?(n=1,041)(複数回答)
七夕の願掛けの由来を知っていますか?(大人:n=1,550)(単一回答)
(願掛けの由来を「(よく+だいたい)知っている」と回答した大人へ)その由来は何ですか?(n=385)(複数回答)
調査実施先:カルピス(株)