平成21年度第1回 インターネット都政モニターアンケート~東京の農業

  • 調査期間
  • 2009/05/29~2009/06/04
  • 調査対象
  • 満20歳以上のインターネット都政モニター500人(494人:回答率98.8%)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

都が実施したインターネット都政モニターアンケート結果によると、東京産農畜産物を食べたり、近くに農地があるなど東京の農業について身近に感じたことの中で最も多かったのは、「東京産農畜産物を購入したことがある」59.3%であった。東京産農畜産物には特産品や東京ブランドとなっている農畜産物も多数あるが、それらのうち知っているものを選んでもらったところ、「青梅のウメ」64.6%、「東京狭山茶」59.7%、「江戸川(小松川地域)発祥のコマツナ」48.2%などが上位に挙げられている。東京産農畜産物に対しては「新鮮さ」63.2%と「安全・安心」57.3%に期待する人が多く、これに「味や品質の良さ」24.9%が続く。東京のような大都市の中に農業・農地は必要なのかという議論があるが、東京に農業・農地を残したいと思うか尋ねた。「思う」84.6%と回答した人が8割以上であった。東京の農業・農地に期待する機能や役割を挙げてもらったところ、「新鮮で安全な農畜産物の供給」66.4%が最も多く、以下「自然や環境の保全」49.2%と、「食育などの教育機能」40.1%の順となった。農作業の体験をしたいと思うか聞くと、「思う」と回答した人は55.9%、「思わない」は15.6%、「どちらとも言えない」と回答した人は28.5%だった。「思う」と回答した人に体験してみたい農作業を尋ねると、「市民農園などでの家庭菜園」58.3%が最も多かった。東京の農業の振興のために、東京都が力を入れるべき施策は何か聞いたところ、「学校給食への地場産の農産物の使用」52.8%が圧倒的に多く、次位以下の「子供を対象にした農業体験や食育の推進」33.2%や「遊休化した農地再生のための取組の強化」30.6%を大きく引き離している。

調査結果

東京の農業との接点(MA)(n=494)(上位5位)
東京産農畜産物の認知度(MA)(n=494)(上位5位)
東京産農畜産物への期待(2MA)(n=494)
東京の農業・農地についての意向(n=494)
東京の農業・農地に期待する役割(3MA)(n=494)(上位5位)
農作業体験の意向(n=494)
具体的な農作業体験の内容(2MA)(上記設問で「思う」と回答した人:n=276)
東京都の農業振興施策(3MA)(n=494)
調査実施先:東京都生活文化スポーツ局