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「エコカーに関する調査」 |
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調査結果の概要
ソニー損害保険(株)は、20代から50代の自家用車を保有し、エコカーに関心がある男女に対し、標記の調査を実施しました。エコカーの購入と利用に関する意識について尋ねたところ、『ガソリン車からエコカーに買替えることは環境に良いことだと思う』について「あてはまる(「非常にあてはまる」+「ややあてはまる」)」と回答した方は88.4%となり、エコカーへの買替えは、環境に良いと思っている方が多いことがわかりました。しかし『コストがかかっても、従来の車よりも環境に良いエコカーを選びたい』に「あてはまる」は26.6%に留まりました。さらに『「環境に良い」ことより、「お金の節約」の意識のほうが強い』に「あてはまる」は53.0%、また『「低燃費の経済性」によって、ガソリン車との購入価格差を回収できなければエコカーを購入しない』に「あてはまる」は57.6%となりました。このようにユーザーにとってエコカーは『環境には良い』というイメージが持たれているものの、購入時は、エコロジー(環境)よりエコノミー(経済性)を重視する方が半数を超えることがわかりました。 今後、エコカーの購入を検討する場合、同車種や同クラスのガソリン車よりいくら以上高かったら購入しないかを聞いたところ、「価格差に関わらず買う」が2.6%となりました。最も多い回答は「20万円以上高かったら買わない」22.5%でした。エコカーの各イメージ(デザイン・高級感・価格)について聞いたところ、『デザイン』については『デザインが良い(「『デザインが良い』に近い」6.6%+「『デザインが良い』にやや近い」46.9%)』が53.5%となりました。また『高級感』については『高級感がある』が56.5%と半数を超える結果になりました。一方、『価格』については『割高感がある』が62.8%となりました。今後、新たに自動車を購入するとしたら、エコカーを購入したいと思うかを尋ねたところ、「既にエコカーを購入している」、「具体的な予定があり、購入したいと思っている」は同率で5.0%。さらに「具体的な予定はないが、購入したいと思っている」は81.2%となり、具体的な予定はないもののエコカーの購入に大きな関心があることがわかりました。次に、エコカーを購入したいと思っている回答者に、エコカー購入時において比較検討したい自動車(ガソリン車を含む)は何かを聞いたところ、トップは「プリウス(トヨタ)」32.3%、2位は「インサイト(ホンダ)」20.2%と、今人気のハイブリッドカーが1位と2位を占めました。カーライフに関するコストを節約するために、ダイレクト型(通販型)の自動車保険への見直しを検討しているかについて尋ねたところ、「既にダイレクト型の自動車保険に加入している」は26.1%、「次の更新時に、ダイレクト型の自動車保険への見直しを検討したいと思っている」は14.0%となりました。エコカーの購入だけでなく、カーライフに関するコストを節約するためにダイレクト型の自動車保険に多くの方が関心を寄せていることが明らかとなりました。