「バイアグラ(Ｒ)発売10周年記念調査」（１）

調査結果の概要

ファイザー(株)では、ＥＤ（男性機能低下）治療薬であるバイアグラ（Ｒ）の日本での発売10周年を記念して、『硬さは男の勲章！』（2009/3/19～5/31）キャンペーンを実施。今回のキャンペーンではインターネット上に特設サイトを設け、20歳以上の成人男性を対象に、性生活や勃起機能に関するアンケート調査を行なった。最初に、今の健康状態について尋ねたところ、「良い（「まあ良い」を含む）」と回答した人は50.0％。年代別では、20代（57.3％）で最も多かった。飲酒について聞くと、「ほぼ毎日飲酒している」人は35.2％。50代（53.7％）と60歳以上（55.7％）の人では半数以上が「ほぼ毎日飲酒している」ことがわかった。また、喫煙の習慣については、「１日１箱程度」21.6％という人が２割を占めたが、「なし」64.8％という人が多数。年代別では、60歳以上（79.8％）の人の８割が喫煙の習慣がないことが明らかになった。メタボリックシンドロームと診断されたことがある人は24.2％と、４人に１人の割合で、年代が上がるごとに増えており、50代（37.4％）がピークとなっている。最近の勃起時の硬さに自信について問うと、年代に比例して「自信がない」人が増加しており、全回答の半数以上（53.5％）が「自信がない」と回答しており、日本人男性の多くが勃起時の硬さに自信をもっていない実態が明らかになった。年代別で「自信がない」の回答割合を見ると、20代が34.3％、30代が46.0％、40代が61.1％、50代が73.6％、60歳以上では83.3％と、20～30代でもかなり多くの人が硬さに自信を持てずにいることがわかった。最近の勃起時の硬さはどのレベルについて、「陰茎は大きくなるが、硬くはない」（グレード１：こんにゃく）7.7%、「陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない」（グレード２：みかん）13.7%、「陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない」（グレード３：グレープフルーツ）36.6%、「陰茎は完全に硬く、硬直している」（グレード４：りんご）42.0%と回答した割合が順に多く、年齢と共に硬さグレードは減少し、40代から、グレード３の割合が、グレード４の割合を超え、最も多くなった。20代～30代では、半数以上がグレード４と回答しており、勃起時の硬さレベルは、特に40歳から顕著に変化することがわかる（（２）に続く）。

調査結果