平成21年度第2回 インターネット都政モニターアンケート~歯と健康

  • 調査期間
  • 2009/06/26~2009/07/02
  • 調査対象
  • 満20歳以上のインターネット都政モニター500人(494人:回答率98.8%)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

都が実施した歯と健康についてのインターネット都政モニターアンケート結果によると、自身の歯の健康へ関心がある人は、「関心がある」72.5%と「どちらかというと関心がある」24.3%を合わせて96.8%。歯や口や入れ歯の状態については、「ほぼ満足している」人は38.5%で、「やや不満だが日常生活には困らない」52.0%という人が半数以上であった。歯の健康に満足していない理由で最も多かったのは、「外観(歯並び、かみ合わせ、歯の色)が気になる」64.8%であった。『80歳以上になっても自分の歯を20本以上保とう』という意味の8020(ハチマルニイマル)という言葉の認知度は、「知っていた」51.8%と「聞いたことがある」14.4%をあわせて66.2%。イメージとしては、「健康で元気」50.8%、「何でもおいしく食べられる」43.3%、「歯が丈夫」34.8%などが上位に挙げられた。むし歯を予防するために実行していることは、「歯科医院で定期検診を受ける」43.3%、また、歯周病を予防するためには、「フロス(歯と歯の間を清掃する糸)や歯間ブラシを使用する」43.9%が各々最も多い回答であった。最近の研究より、歯を失う原因だけでなく様々な病気とも関連することが解明された歯周病と全身の健康について、知っていることを尋ねたところ、最も多かった回答は「喫煙は歯周病にかかりやすくし、歯周病を悪化させる」43.1%、以下「糖尿病だと歯周病にもかかりやすい」32.8%、「歯周病菌が動脈硬化を促進することがある」20.6%と続いた。回答者の70.2%がかかりつけ歯科医を持っており、「定期的な歯石除去や歯のクリーニング」66.6%や「定期検診」59.1%、「歯みがき指導」32.9%などを受けていることがわかった。

調査結果

歯の健康への関心(n=494)
歯の健康への満足度(n=494)
歯の健康に満足していない理由(MA)(上記設問で「やや不満だが日常生活には困らない」、「不自由や苦痛を感じている」という方:n=304)
8020(ハチマルニイマル)の認知度(n=494)
  『知っていた(計)』(66.2%)=「知っていた」+「聞いたことがある」  
8020(ハチマルニイマル)のイメージ(2MA)(n=494)(上位5位)
むし歯予防の取組(MA)(n=494)(上位5位)
歯周病予防の取組(MA)(n=494)(上位5位)
歯周病と全身の健康の認知度(MA)(n=494)
かかりつけ歯科医の有無(n=494)
かかりつけ歯科医で受けていること(MA)(上記設問で「かかりつけ歯科医がいる」という方:n=374)
調査実施先:東京都生活文化スポーツ局