2009年「第４回子供のいる専業主婦の意識調査」（１）

調査結果の概要

(株)ユーキャンでは、子供のいる20代から40代の専業主婦を対象に意識調査を実施した。まず、今後チャンスがあれば働いて（収入を得る仕事をして）みたいか？と聞いたところ、「はい」と答えた人は94.7％となった。「働きたい」と回答した人に働いてみたい一番の理由を尋ねると、「今より多くの収入を得たいから」57.0％との回答が最も多く、半数以上が経済的な理由を選んでいる。次いで「社会との接点を持っていたいから」16.5％、「自分磨き（自分自身のキャリアアップ等）のため」9.2％の順となった。一方、現在、働いていない一番の理由を尋ねたところ、「条件に合う仕事がないから(仕事内容、労働時間など)」25.0％が最も多く、次いで｢今は働けない事情があるから(子供の受験や家族の介護など)｣22.3％となった。今後取得してみたい資格は？と聞いたところ、「医療事務」25.7％が最も多く、次いで「ファイナンシャルプランナー」10.0％、「アロマセラピスト9.7％。また、「特になし」と回答した人は34.7％となり、約７割の専業主婦が「何らかの資格を取得してみたい」と考えていることがわかった。回答を寄せてくれた専業主婦のうち、８割以上が「家計のやりくりが厳しくなった」81.0％と感じており、「家計のやりくりが厳しくなった」と回答した人に対して、生活の中で工夫していることは何か？尋ねると、７割以上の人が「家族での外食を減らす」72.4％、「自分のものはあまり買わない」71.6％と答えた。現在の生活について漢字一字で表してもらうと、最も多かったのが「楽（たのしい）」で13.0％、次いで「苦」11.0％、「幸」7.0％となった。夫に一番望むものトップ３は、「愛情（優しい言葉、誠実さなど）」23.0％、「健康管理」20.0％、「今のままでよい」18.3％という順になった（（２）に続く）。

調査結果