季節・気候に関する調査

調査結果の概要

季節や日々の天気は、生活を送る上で欠かす事のできない要素です。年齢や居住地によって、その感じ方や接し方は異なってくるものなのでしょうか？今回はその辺りについて尋ねてみました。日本の四季のなかで一番好きな季節を尋ねたところ、最も多かったのは「春」40.2％でした。次に「秋」36.2％、「夏」16.3％で、「冬」が一番少なく7.3％でした。特に年代別に見ると違いが顕著で、10代と20代は、全体の傾向と異なり、「春」を好む方より「秋」を好む方が僅かに多く、「春」を好む割合が低い分、他の季節を好む方もある程度の割合になっています。対して、高齢者では「春」と「秋」を好む方が多くなっている事が分かります。特に60代では「春」と「秋」で約90％を占めています。季節の節目において、節分の豆まきや七夕などはニュースで見る機会も多いですが、実際に伝統的な行事を行っているかどうかを尋ねました。30代がよく行っており、予想に反して60代ではあまり行っていないようです。また、既婚未婚でも見ると、結婚などで子供と過ごす事が多い家庭が良く行っているのではないかと思われます。『暑く／寒く感じる』という事はあると思いますが、果たして何度くらいの気温から暑い／寒いと感じ始めるのでしょうか。地域性の違いがあるかどうかについても調査しました。結果、暑さの方は、25℃までの間に暑いと感じるかどうかで大きく差が出ました。「北海道・東北地区」と「九州・沖縄地区」では同じ気温でも感じ方には相当違いが出るようです。概ね北の方から順に暑いと感じる方が多いようです。また、寒さの方ですが、逆に「九州・沖縄地区」では15℃くらいから過半数の方が寒くなると感じるようです。しかし、こちらは暑さほどの違いは見られないことが分かりました。全国の８割の方が10℃ではもう寒いと感じるようです。普段の生活で切り離せない要素と言えば、天気。実際にどのくらいの方がどの程度予報を気にしているのでしょうか？「毎日確認している」72.1％方が７割超、『確認する習慣のある』方は94.6％程である事が分かりました。予報を確認する方に、天気予報の中で、特に重要であると思われる雨（雪）が降る事による雨具の準備の判断基準について尋ねました。降水確率30％程度から準備する方が増え始め、50％程度で７割前後の方が準備するようです。男女の差異について顕著だったのは、例え雨の予報がなくても雨具を用意する方が男性に多い事でした。また、降水確率を気にせず「用意する事はない」と答えた方は５％程度でした。

調査結果