「PTA役員・委員の経験」アンケートサマリー

  • 調査期間
  • 2009/01
  • 調査対象
  • 大阪・神戸圏在住の女性 1,620人
  • 調査方法

調査結果の概要

大阪・神戸圏在住の女性1,620人にPTA役員・委員の経験についてアンケートを行なった。回答を寄せてくれた女性のうち、子供がいる人は92.5%。子供の人数は「2人」が57.6%、「1人」が23.3%、「3人」17.4%、「4人」1.7%となった。30代以上では「2人」の子供を持つ家庭が多い。また、50代では「3人」以上の子供を持つ人が約1/4(24.4%)と他の年代よりも多かった。子供の男女比では、「男子のみ」31.6%、「女子のみ」25.1%、「男女両方」43.3%と男子が若干多く、どの年代においても男子が多い。子供のいる人にPTA役員・委員の経験の有無を尋ねたところ、「ある」人は81.5%。「ない」人は18.5%となった。年代別でみると、20代では子供の年齢が比較的小さいこともあり、PTA役員・委員の経験は18.2%と少ないが、30代以上では6割~9割以上と高い。PTA役員・委員の経験者の経験回数は、「1回」30.0%、「2回」26.8%、「3回」16.8%であった。年代別でみると、20代・30代では「1回」が圧倒的に多いのに対し、40代以上では「3回」以上の経験を持つ人が5割以上となった。経験したPTAの役員・委員名を聞いたところ、「学級委員」が56.9%で最も多く、次いで「広報」30.5%、「地区委員」28.9%と続く。大変だった役員・委員名を挙げてもらうと、「学級委員」が23.3%で多く、次いで「広報」21.4%、「地区委員」14.0%と、トップ3は経験したことのある役員・委員名と同様となった。PTA役員・委員の選出方法では、「立候補」が46.6%で約半数。次いで「くじ引き」が42.7%と多く、「指名」29.1%、「話し合い」26.2%と続く。20代・30代・40代では「立候補」が約5~6割と高く、「くじ引き」は30代・40代・50代で4割前後となった。「話し合い」は年代が高いほど多くなる傾向がみられ、60代では約4割と、どの年代よりも高い。PTA役員・委員選出の際にもめた経験があるかを聞いたところ、「よくある」20.6%、「ときどきある」40.2%、「ない」39.2%と、もめた経験があるのは約6割となった。年代別でみると、もめた経験があるのは50代で最も多くなっており、「よくある」「ときどきある」あわせて69.9%と約7割を占めた。

調査結果

お子様は何人ですか?(n=1,496) (単位:%)
お子様は男の子ですか 女の子ですか?(n=1,482) (単位:%)
PTA役員・委員の経験はありますか?(子供のいる人) (単位:%)
PTA役員・委員の経験は何回ですか?(経験者のみ) (単位:%)
経験した/大変だったPTA役員・委員名を教えてください(経験者のみ) (単位:%)
経験した(n=1,216)大変だった(n=913)
1学級委員56.9学級委員23.3
2広報30.5広報21.4
3地区委員28.9その他15.4
4その他27.4地区委員14.0
5文化17.4副会長10.8
6副会長12.7書記7.4
7書記12.7会計6.4
8会計11.4文化5.5
9体育6.0会長4.9
10会長5.2体育2.5
役員はどのような方法で選ばれますか?(n=1,371)(複数回答) (単位:%)
役員を選ぶ際にもめた経験はありますか?(n=1,374) (単位:%)
調査実施先:サンケイリビング新聞社(大阪)