大学生の食に関する実態や意識についてのインターネット調査(2)

  • 調査期間
  • 2009/02~2009/03
  • 調査対象
  • 全国の大学生 1,223人(男性705人、女性518人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

((1)より続く)料理の実践~週に何日(回)くらい料理をしているか?『自宅から通学の大学生』よりも『下宿・アパート・その他の大学生』ほど、また、『栄養バランスを意識している大学生』ほど、料理をしている傾向にあるが、男女間では大きな違いは見られなかった。将来の結婚相手に対して、料理が出来ることを期待するか?尋ねたところ、性別にかかわらず、「料理ができなくても仕方がない」(男性9.8%、女性10.4%)と考えているのは少数派である。現在の食生活に対しては、「満足している(「まあ満足している」53.7%を含む)」大学生が多い(64.2%)ものの、全世代の平均(79.5%)より多少低い傾向にある。また、日頃の食生活で悩みや不安を感じるのは32.8%で、男性(27.2%)よりも女性(40.3%)の方が多い。その内容は「自分の健康」70.1%や「栄養バランス、不規則な食事等自分の食生活上の問題」64.1%、「家計や食費」49.1%などが上位に挙げられている。さらに、今後の食生活では、「栄養バランスの取れた食事の実践」50.9%や「規則正しい食生活リズムの実践」42.1%、「おいしさや楽しさなど食の豊かさ」39.6%などに力を入れたいと思う割合が多くなっている。(いったん身に付いた食習慣を改めることには困難が伴います。そこで、各大学においても、健全な食習慣の大切さなどについて学生に対して普及啓発をしていただきたく、教職員の皆さんの理解と協力をお願いしたいと考えています。また、大学の学園祭でイベントとして行われることがある大食いや早食いは危険を伴うものであり、関係者の良識ある対応を併せてお願いしたいと思います。)

調査結果

((1)より続く)
料理の実践 (単位:%)
将来の結婚相手に対して、料理ができることを期待しますか? (単位:%)
現在の食生活に対する満足度 (単位:%)
(全世代は、内閣府「食育に関する意識調査」(平成20年3月)による)
日ごろの食生活に関する悩み (単位:%)
日ごろの食生活に関する悩みの内容 (単位:%)
今後の食生活で力を入れたいと思うこと (単位:%)
調査実施先:内閣府食育推進室