大学生の食に関する実態や意識についてのインターネット調査(1) |
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調査結果の概要
国民が健康で豊かな人間性を育む上で健全な食生活が重要であり、このことは子どもだけでなく、あらゆる世代においても等しく当てはまることである。しかし、近年、栄養の偏りや食習慣の乱れが目立つようになり、とりわけ朝食の欠食は若い世代を中心に問題となっている。そこで内閣府食育推進室では、全国の4年制大学の大学生を対象として、食に関する実態や意識についてインターネット調査を行った。その結果、最初に食育への関心度について見ると、全世代の平均(平成20年3月の【食育に関する意識調査】の結果、「関心がある(「どちらかといえば関心がある」36.1%を含む)」とする者の割合は75.1%)より多少低い(62.3%)傾向にあるが、食育に『関心がある』者ほど、「朝食をとる」67.8%、「栄養バランスを意識している」38.1%、「週に4日程度から毎日料理をしている」33.2%、「身体面で健康である」47.5%、「大学の学園祭でイベントとして大食いや早食いが行われることについて否定的である(「やめるべきだ」27.2%+「やめた方がよい」35.1%)」62.3%といった傾向にある。朝食をとらない理由として最も多かったのは、「もっと寝ていたい」60.5%が挙げられており、次位以下の「身支度などの準備で忙しい」39.1%、「朝食を食べるのが面倒」32.1%を大きく引き離している((2)に続く)。
調査結果
調査実施先:内閣府食育推進室