第15回(平成21年度)水にかかわる生活意識調査(3) |
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調査結果の概要
((2)より続く)災害等で水道水が使えなくなった時の対応方法をシーン別で尋ねたところ、『飲用』では「常備してある水」を使うという回答が、『料理』『風呂』『洗面』では「救援用・行政の給水を待つ」という回答がトップ。『水洗トイレ』では「雨水を使う」や「川の水」など自然の水の使用を想定している人も多く見られた。大震災が起きたとき、火災にあう可能性は?「ある」42.6%、「ない」7.4%、「わからない」50.0%という結果になり、居住地別に見ると、大阪圏で「ある」と答えた人が46.2%と他エリアと比べてやや高めだった。水に関して日頃不安や心配を感じている事のトップ3は、「給水制限や断水」52.2%、「飲料水や生活用水の悪化」48.9%、「化学物質による水質汚染」47.4%となっている。そして、きれいで安全な水を残すためには「家庭の節水・汚水を排水しない努力」50.2%、「企業の節水・汚水を排水しない努力」、「森林の保全」同48.3%などが必要と捉えており、日頃からの心がけが窺える。家庭で行なっている水質保全への配慮第1位は「ゴミを流さないように工夫している」が圧倒的に多く90.9%。また、家庭での節水・水の再利用について、多少なりとも節水を実施している人は64.5%で、その方法で最も実施率が高かったのは「歯磨き中に水を出しっぱなしにしない」82.7%だった。子どもの頃の印象深いふるさとの風景を挙げてもらうと、「田んぼ」51.7%が最も多く、以下「小川」、「海」同36.1%という順になった。
調査結果
- ((2)より続く)
- 災害等で水道水が使えなくなった時の対応方法(n=462)(シーン別) (単位:%)
飲用 料理 風呂 洗面 水洗
トイレ常備してある水 71.6 63.6 7.8 23.4 5.6 救援用・行政の給水を待つ 69.0 68.2 43.7 50.6 30.1 近所・親戚の人に分けてもらう 22.9 21.2 8.7 10.6 5.0 雨水を使う 6.5 5.4 15.8 14.9 45.5 井戸の水を使う 13.2 13.2 16.0 16.7 12.6 水は使わないで済ませる 1.9 8.4 35.3 18.2 18.0 - 大震災が起きたとき、火災にあう可能性は? (単位:%)
- 水に関して日頃不安や心配を感じている事(n=462)(複数回答)(上位5位) (単位:%)
- きれいで安全な水を残すために必要な事(n=462)(3つまで選択)(上位5位) (単位:%)
- あなたの家庭で行なっている水質保全への配慮は?(n=462)(複数回答) (単位:%)