第15回(平成21年度)水にかかわる生活意識調査(1) |
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調査結果の概要
ミツカン水の文化センター<事務局:(株)ミツカングループ本社 広報室内>では、東京圏、大阪圏、中京圏の在住者を対象に「水にかかわる生活意識調査」を実施した。その結果、最近問題となっている地球温暖化に対して、8割半ば(84.7%)もの人が危機感を抱いている事がわかった。100年後の水を取り巻く環境を予測してもらうと、1位は「環境税が導入されている」49.6%、次に「水道料金が高騰している」45.0%、「都市周辺の海や川では泳げなくなっている」39.2%という結果になった。水道水に対する不安・不満第1位は「水道料金が高い」34.6%、次いで「おいしくない」30.3%、「貯水槽や水道管が汚れているような気がする」29.9%と続いた。大都市圏生活者がおいしいと感じる水は、トップに「湧き水」44.9%、2位「市販のミネラルウォーター」24.0%、3位「渓流の水」13.2%という順位になった。日常生活でよく飲んでいる飲料のトップ3は「(自分で入れた)日本茶」39.1%、「ミネラルウォーター」16.2%、「水道水」13.6%だった。最もおいしい水が飲めるイメージの都道府県は、「長野県」25.0%が2位、3位の「北海道」14.0%と「山梨県」10.1%を大きく引き離して1位となった(15年連続トップ)。思い出に残る印象深い『水遊び』、もしくは『水辺での遊び』について聞いてみると、年齢については「6~11歳(小学生)」62.5%の頃が圧倒的に多く、場所では「海」41.5%と「川」30.5%の2つが目立っている((2)に続く)。