第15回(平成21年度)水にかかわる生活意識調査(1)

  • 調査期間
  • 2009/06/11~2009/06/16
  • 調査対象
  • 東京圏、大阪圏、中京圏に居住する20歳代~60歳代の男女 462人
  • 調査方法
  • FAX調査

調査結果の概要

ミツカン水の文化センター<事務局:(株)ミツカングループ本社 広報室内>では、東京圏、大阪圏、中京圏の在住者を対象に「水にかかわる生活意識調査」を実施した。その結果、最近問題となっている地球温暖化に対して、8割半ば(84.7%)もの人が危機感を抱いている事がわかった。100年後の水を取り巻く環境を予測してもらうと、1位は「環境税が導入されている」49.6%、次に「水道料金が高騰している」45.0%、「都市周辺の海や川では泳げなくなっている」39.2%という結果になった。水道水に対する不安・不満第1位は「水道料金が高い」34.6%、次いで「おいしくない」30.3%、「貯水槽や水道管が汚れているような気がする」29.9%と続いた。大都市圏生活者がおいしいと感じる水は、トップに「湧き水」44.9%、2位「市販のミネラルウォーター」24.0%、3位「渓流の水」13.2%という順位になった。日常生活でよく飲んでいる飲料のトップ3は「(自分で入れた)日本茶」39.1%、「ミネラルウォーター」16.2%、「水道水」13.6%だった。最もおいしい水が飲めるイメージの都道府県は、「長野県」25.0%が2位、3位の「北海道」14.0%と「山梨県」10.1%を大きく引き離して1位となった(15年連続トップ)。思い出に残る印象深い『水遊び』、もしくは『水辺での遊び』について聞いてみると、年齢については「6~11歳(小学生)」62.5%の頃が圧倒的に多く、場所では「海」41.5%と「川」30.5%の2つが目立っている((2)に続く)。

調査結果

地球温暖化による危機感(全体:n=461) (単位:%)
  ※「ある(「非常にある」+「少しある」)」:84.7%  
100年後の水を取り巻く環境(n=462)(複数回答)(上位5位) (単位:%)
水道水に対する不安・不満(n=462)(複数回答)(上位5位) (単位:%)
あなたにとって一番美味しいと感じる水は?(大都市圏生活者:n=441) (単位:%)
日常、あなたがよく飲む飲料は?(n=462) (単位:%)
最もおいしい水が飲めるイメージの都道府県トップ3 (単位:%)
全体東京圏大阪圏中京圏
1長野県25.0長野県23.7長野県26.3長野県26.1
2北海道14.0北海道16.4北海道12.3岐阜県16.2
3山梨県10.1山梨県13.2山梨県
静岡県
7.0静岡県12.6
思い出に残る水遊びをした年齢(合計:n=460) (単位:%)
思い出に残る水遊びの場所トップ5(全体:n=453) (単位:%)
((2)に続く)
調査実施先:ミツカン水の文化センター