2009年度 新入社員の会社生活調査(1) |
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調査結果の概要
産業能率大学が実施した「2009年度新入社員の会社生活調査」によると、今年度の新入社員が自身の就職活動を振り返った感想は68.7%が「大変だった」と感じており、『大変さ』の実感が大きいためか、その結果には9割が満足(「大変満足」52.3%+「やや満足」41.7%)と回答している。就職先を選ぶ際に重視している点としては、「仕事内容」69.7%、「業種」62.8%、「企業風土」39.6%等が上位に挙げられている。社会人としてのスタートラインにたったばかりの新入社員、働くという事に対して最も強く求めるものは「人間としての成長」36.8%が最も多く、以下「収入の確保」23.9%、「自己実現」12.1%と続く。将来のキャリアプランを「明確に描いている」新入社員は9.7%で、「漠然と考えている」58.9%と合わせると、68.6%もの新入社員が自身のキャリアプランについて意識している。将来の進路は『エキスパート』志向が46.3%と『管理者』志向の40.5%を若干上回った。『転職』のイメージとしては「キャリアアップ」と見る新入社員が69.6%と多数派である。次に、『出世』という言葉から浮かぶイメージは?「責任の増大」と捉えている新入社員が最も多く32.9%、以下「努力・能力の証」21.9%、「所得の向上」17.1%と続く((2)へ続く)。
調査結果
- 就職活動を振り返って、どのように感じましたか?(2009年度全体:n=589) (単位:%)
※ 「大変だった(「かなり大変だった」+「思ったより大変だった」)」の割合:68.7%
※ 「楽だった(「思ったより楽だった」+「かなり楽だった」)」の割合:31.3%- 就職活動の結果に満足していますか?(2009年度全体:n=585) (単位:%)
※ 「満足(「大変満足」+「やや満足」)」の割合:94.0%
※ 「不満(「やや不満」+「大変不満」)」の割合:6.0%- 就職先を選ぶ際に重視した項目はどれですか?(2009年度:n=588)(必ず3つ) (単位:%)
順位 項目 1 仕事内容 69.7 2 業種 62.8 3 企業風土 39.6 4 所在地 35.0 5 福利厚生 20.6 6 給与水準 20.4 - 貴方が働く事に対して強く求めるものはどれですか?(2009年度:n=589)(最も近いものを1つ) (単位:%)
調査実施先:学校法人 産業能率大学