2010年度 新卒の就職活動状況および企業の新卒採用活動に関する調査 |
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調査結果の概要
レジェンダ・コーポレーション(株)が2009年5月13日から5月19日までの期間で実施した上記のアンケート結果によると、内定を「まだもらっていない」学生は46.7%(内定獲得数は一人平均「1.0社」)で、この数値は昨年同時期(2008年5月14日から5月20日)と比較したところ、16.6ポイント増加している。また、一社の内定を獲得するにあたって必要なエントリー数は一人平均「64.1社」と、昨年同時期対比で170%となっており、一社の内定を獲得するにあたっての必要活動量は大幅に増加したことがわかる。就職活動における親の協力有無について尋ねたところ、最も多かった協力内容は、「就職活動費の金銭的援助を受けた」47.2%、これに「自己分析を手伝ってもらった」17.4%、「エントリーシート添削や面接練習につきあってもらった」11.5%が続いた。また、就職活動に親が関与することをありがたいと思うか?と聞くと、『好ましく思う学生』と『好ましく思わない学生』に二分するという傾向が出た。就職後のキャリアプランについて問うたところ、トップは「ひとつの企業で働きたい」70.1%と、昨年同時期対比110%であることがわかった。逆に、「いずれ転職したい」14.9%、「いずれ起業・独立したい」7.4%は、各々昨年度調査より減少した。また、望むワークスタイルに対し、1位は「仕事と私生活の両立を実現する」28.4%、2位は「ある程度責任分担された業務を日々落ち着いて遂行する」25.5%、3位は「厳しい環境で刺激を受けながら自己成長をとことん追及する」23.0%となっており、学生の安定志向とワークライフバランス志向が垣間見えた。
調査結果
- 学生一人あたりの平均内定獲得数(昨年比) (単位:%)
今年の回答割合 昨年の回答割合 まだもらっていない 46.7 30.1 1社 27.4 29.0 2社 12.8 18.2 3社 7.3 11.6 4社 2.9 5.4 5社 1.5 3.2 6社 0.7 1.0 7社 0.2 0.6 8社 0.1 0.3 9社 0.0 0.0 10社 0.1 0.2 11社以上 0.1 0.4 - 1社の内定を獲得するのにあたっての必要活動数(昨年比)
今年2010年度 昨年2009年度 今年÷昨年 エントリー段階→説明会参加率 35.5% 39.1% 91% 説明会→面接参加率 47.9% 49.6% 97% エントリー内定率 1.6% 2.6% 59% 1つの内定を得るためには何社にエントリーする必要があるか? 64.1社 37.8社 170% 1つの内定を得るためには何社の説明会に参加する必要があるか? 22.8社 14.8社 154% 1つの内定を得るためには何社の面接に参加する必要があるか? 10.9社 7.3社 149% エントリー企業数(平均) 66.4社 59.3社 112% 説明会参加企業数(平均) 23.6社 23.2社 102% 面接参加企業数(平均) 11.3社 11.5社 98% 内定獲得数(平均) 1.04社 1.57社 66% - 就職活動において親から協力してもらったことはありますか?(複数回答)(上位5位) (単位:%)