ビールを初めておいしいと感じたとき

  • 調査期間
  • 2009/06/24~2009/06/30
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女 4,526人(男性2,145人、女性2,381人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

アサヒビール(株)のお客様生活文化研究所は、「ビールを初めておいしいと感じたとき」について調査を実施しました。初めてビールを飲んだときの印象を尋ねたところ、「おいしい(「とてもおいしい」9.4%+「まあまあおいしい」13.8%)」と感じた人は2割程度しかいませんでしたが、現在では9割以上(91.6%)がビールをおいしいと思うと回答しており、年齢や経験とともにビールの魅力は高まることが判明しました。初めてビールをおいしいと感じたのは、「20代前半」54.0%が最も多く、次に「20代後半」25.7%が続き、全体の約8割が飲酒経験の浅い20代のうちに『ビールの味』に目覚めていました。また性別で見てみると、男性は「20代前半」(男性=60.4%、女性=48.2%)が圧倒的。一方、女性は「20代前半」のほか、「20代後半」(男性=22.5%、女性=28.5%)、「30代前半」(男性=7.5%、女性=9.2%)という声も目立ち、男性に比べて、女性はビールのおいしさを初めて知るまでに少々時間がかかっていることがうかがえます。初めてビールをおいしいと感じたときは、「社会人になってからの飲み会」29.8%でした。 2位には「学生時代(20歳以上)の仲間との飲み会」20.9%が挙げられています。魅力を感じるビールの特徴は、「冷えている」38.7%でした。2位は「すっきりとした辛さ(ドライ)」37.4%)。『すっきりとしたキレで、喉に爽快感を与えるドライなものが好き』(男性30代)など、甘さ控えめで、アルコール度数がやや高い辛口ビールが好きという声が目立ち、口中に駆け抜ける刺激と爽快な風味に高い支持が寄せられました。ビールに期待する機能や楽しみについて最も回答が多かったのは「喉の渇きをいやす」49.2%でした。同様2位に「のど越しを楽しめる」45.8%、4位にも「ゴクゴク飲める」36.0%が挙げられ、ビールは『喉』を潤すとともに、『喉』を通る心地良さも同時に求められていることがうかがえます。3位は「食事をおいしくする」41.4%でした。おいしくビールを飲んだときに得られる気分として最も回答が多かったのは「リフレッシュした気分」42.2%。『一日の終わりに気分をリフレッシュして切り替える』(女性30代)など、仕事や家事・育児に追われる現代人の『オン』と『オフ』を切り替える存在である、という声が多数寄せられました。同様2位にも「リラックスした気分」41.8%、3位にも「ストレス解消」40.3%が挙げられ、疲労回復、高ぶった精神の緊張を沈め、心に安らぎを与える効果にも期待が寄せられていることがうかがえます。

調査結果

あなたが初めてビールを飲んだときの印象は? 現在、ビールをおいしいと思いますか?(全体) (単位:%)
初めてビールをおいしいと感じたのは何歳のときですか? (単位:%)
全体男性女性
120代前半54.060.448.2
220代後半25.722.528.5
330代前半8.47.59.2
430代後半3.32.34.2
540代2.21.62.8
650代0.70.70.8
7それ以外5.74.96.4
初めてビールをおいしいと感じたのはどのようなときですか? (単位:%)
あなたが魅力を感じるビールの特徴は何ですか?(上位10位) (単位:%)
ビールに期待する機能や楽しみは何ですか?(上位10位) (単位:%)
おいしくビールを飲んだときに得られる気分はどんな気分ですか?(上位10位) (単位:%)
調査実施先:アサヒビール(株)お客様生活文化研究所<青山ハッピー研究所>