女子中高生の『母の日』に関する意識調査

調査結果の概要

親子の仲がだんだん疎遠になってきている、といった話もよく耳にしますが、今の女子中高生たちは母親に対してどんな感情や意識を持っているのでしょうか？年に１度の『母の日』に関連した質問を、女子中高生ユーザーにぶつけてみました。母親に対する気持ちとして、「お母さんが好き」と答えたのは、女子中学生で62.9％、女子高生で70.7％となりました。女子中学生の方が若干低いのは、ちょうど反抗期に入っているからだと思われます。女子中高生ともに、およそ４人に３人が、「将来、母親になりたい」と答えています。「母親にはなりたくない」と答えた率はそれぞれ10％に満たず、子どもを産んだり、育てたりすることに対しての興味は高いようです。母の日には何をする予定？という質問に対し、「何もしない」と答えた人は、女子中学生で20.5％、女子高生で23.0％に過ぎず、８割近くの女子中高生が、何らかの形で母親に感謝の気持ちを表すことが分かりました。具体的な行動としては、女子中学生では「花をあげる」29.4％、女子高生では「家事を手伝ってあげる」27.2％が１位となりました。母の日にプレゼントを贈る女子中高生に、その予算を尋ねたところ、「～1,000円以内」または「～2,000円以内」と答えた人の割合は、女子中高生ともに、約５割となりました。年に一度の母の日だけに、女子中高生たちも、少ないおこづかいの中から頑張ってプレゼント代を捻出しているようです。お母さんの尊敬できるところは？女子中高生ともに、「優しい」が１位、「料理が上手い」が２位という結果になりました。３位は、女子中学生が「毎日家事をするところ」なのに対し、女子高生は「仕事と家事を両立しているところ」となっており、女子高生の方が大人に近い目線で母親を観察できていることが伺えます。あなたにとっての理想の母親をタレントに例えると誰？という質問に対して、女子中高生ともに、2007年に結婚、出産をした元モーニング娘。の「辻希美さん」が堂々の１位となりました。また、２位は、女子中学生は人気モデルの「益若つばささん」、女子高生は女優の「黒木瞳さん」でした。全体的に、女子中学生は若い世代の未婚女性を、女子高生は実際の母親の年代に近い既婚女性を多く選ぶ傾向が見受けられました。共通するキーワードとしては、最近流行している｢『友達感覚の親子付き合い』ができそうな女性｣を理想の母親に選んでいることが伺えます。

調査結果