政治に関するアンケート |
|
|
調査結果の概要
(株)キャリア・マムが、全国の20代から50代の女性を対象に「政治に関するアンケート」を実施した。まず、政治についての立場を尋ねたところ、「政治について詳しい」と答えた人は、僅か2.5%。「政治について詳しく知ろうとは思わない」18.4%、「政治には関心がもてない」21.4%という無関心派層がそれぞれ2割で計4割。政治意識が高いとは言えない結果である。だが、「政治についてもっと知りたい」55.4%と思っている人が半数を越え、また、積極的に選挙に行っている(「選挙は必ず行く」44.8%+「選挙にはたいがい行く」36.8%)人が8割に達しているのも事実である。政治には興味なくても、選挙に行く人は多いだけに、「内閣総理大臣選出が直接選挙なら投票したい」86.1%と回答した人が9割に達した。では、どんな人物が総理大臣に適任と考えるのか。最も多かったのは、残念ながら「いない」14.8%の回答。2位には、「橋下徹氏」と「東国原英夫氏」同9.5%の現役知事二人。4位の「北野武氏」8.9%はじめ、芸能界から「太田光氏」、「島田紳助氏」同2.2%の3人がベスト10に入った。選んだ内閣総理大臣に最優先してほしい政策は、「社会保険、年金改革」46.0%。子育て世帯が多い回答者群にもかかわらず、なんと「子育て支援のための制度充実」38.2%を抑えてトップ。それだけ、将来の不安が大きいということだろう。すでに給付が開始された地域もある定額給付金だが、その使い道を聞いても、多くの人が「家計の足し、ローン返済」39.8%に充て、あるいは「貯金する」33.1%という。社会不安、将来への不安がそうさせるのは、わかりきったこと。定額給付金の目的はいったい何だったのか。麻生総理を動物に例えると?との質問に最多の意見は「猿」。以下「キツネ」、「犬」と、比較的身近な動物たちが多く挙がった。最後に、今の日本の政治に対して言いたいことを問うと、4人に1人が「庶民の目線・立場になって」25.1%を挙げ、2割が「権力争い・保身ばかり」20.3%の政治家批判を論じた。