女性の普段の生活に関するアンケート |
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調査結果の概要
エースコック(株)は、女性特有の『からだ』と『こころ』の変化に対しての男女の理解を調べるために、「女性の普段の生活に関するアンケート」を実施いたしました。今回の調査では、意外にも91.3%の男性が、(月経周期による)女性特有の4つの周期と、それに伴う『からだ』と『こころ』の変化があることを「知っている」と回答、94.6%が「知っている」という女性の回答とほとんど変わらない結果となりました。また、女性は月経前では、「肌荒れ・ニキビ・吹出物」57.7%や「乳房の痛みやハリ」56.7%、「イライラする・不機嫌になる」55.1%。月経中では、「下腹部の痛みやハリ」59.6%、「腰の痛みやだるさ」48.4%、「眠くなる」40.4%などの『からだ』と『こころ』の不調や変化を感じているようです。月経前・月経中による不調の時に、女性がパートナーの男性にして欲しいことの1位は、「家事・家の手伝い」37.5%、一方、男性がパートナーの女性にしてあげたいことの1位も、「家事・家の手伝い」43.3%と、『からだ』と『こころ』の周期により、不調や変化を感じている女性のニーズに対して、非常に敏感に「空気を読んだ」対応のできる男性が多数存在していると言えます(パートナーや職場の女性が不調の場合、「そっとしておく」という男性が16.3%、「何をして良いかわからない」という男性が15.4%、「普段と変わらないように接する」「仕事のサポート」という男性が14.4%ですが、2割は「何もない」21.2%と回答しています)。月経前・月経中の変化に対して(医薬品に頼らずに)日常生活で行っている対処法として、「温かいものを食べる(飲む)」、「睡眠を多くとる」と回答した女性が34.6%と同率で2位。また、「お風呂に入り身体をゆっくり温める」と回答した女性が33.9%で4位と、不調時は『からだ』を温めゆっくり休みを取る女性が多いことがわかりました。「月経前・月経中の体調に合わせた食事をしている」と回答した女性は6.0%と少数意見でした。
調査結果
- 月経周期によって女性の“からだ”や“こころ”が変化すること(※)をご存知ですか? (単位:%)
※ 女性のからだでは、女性ホルモンの働きにより、約4週間の間隔で変化を繰り返している。“月経期”“卵胞期”“排卵期”“黄体期”と言われます。 - あなたは、月経周期による“からだ“や“こころ”の変化はありますか?(上位5位) (単位:%)
月経前 月経中 1 肌荒れ・二キビ・吹出物 57.7 下腹部の痛みやハリ 59.6 2 乳房の痛みやハリ 56.7 腰の痛みやだるさ 48.4 3 イライラする・不機嫌になる 55.1 眠くなる 40.4 4 食欲が増える 47.4 イライラする・不機嫌になる 35.3 5 下腹部の痛みやハリ 40.7 下痢 32.7 - あなたの月経前・月経中による不調の時に、パートナーの男性に何かしてほしいですか?/あなたはパートナーの女性の月経前・月経中による不調の時に、何かしてあげたいですか?(上位5位) (単位:%)
“何かして欲しい”と思う女性 “何かしてあげたい”と思う男性 1 家事・育児の手伝い 37.5 家事・育児の手伝い 43.3 2 そっとしておく 34.3 マッサージ 31.7 3 睡眠時間が取れるようにする 33.0 話の聞き役になる 29.8 4 マッサージ 32.7 重いモノを持たせない 26.0 5 できるだけ動かないでいいようにする 31.4 できるだけ動かないでいいようにする 24.0 - あなたはパートナーや職場の女性の月経前・月経中による不調の時に、何かしてあげたいですか?(上位5位)(男性)
<職場編> (単位:%)
1 そっとしておく 16.3 2 何をして良いかわからない 15.4 3 普段と変わらないように接する 14.4 仕事のサポート 5 何もない 21.2 月経による不調があるかどうかわからない 26.0 - 月経前・月経中の変化に対して日常生活で行っている対処法をお知らせください(女性) (単位:%)
- 【パートナーが月経前・月経中の時に気を遣うオトコたちの声】
・ 怒りっぽくなっているときがあるので、その時は適当に相槌を打ちながら聞き手にまわる。(24歳) ・ 当然のこととして。(25歳) ・ イライラしているのがわかるので、無駄に機嫌を損ねないようにしている。(27歳) ・ なるべくわがままを聞いてあげる。(28歳) ・ 安静にさせるために、家事をできるだけする(29歳) ・ 育児をいつもよりがんばる(33歳) ・ 必ずイラつくので、怒らせるようなことを避けているつもり(37歳) ・ できる限りのことをしているつもり。(38歳)