2009年度新入社員 就活1500人アンケート

  • 調査期間
  • 2009/03/下旬~2009/04/上旬
  • 調査対象
  • 全国の中堅・中小企業の新入社員 1,516人(男子986人、女性530人)
  • 調査方法
  • 自記式法

調査結果の概要

(株)タナベ経営が実施した「2009年度新入社員 就活1500人アンケート結果」によると、新入社員たちが働くにあたって抱いている期待は、「自分自身が成長できること」51%という回答が最も多く、続いて「経済的な自立」35%、「新しい人たちとの出会い」33%が上位を占めた。一方、不安については、「仕事についていけるか」67%が圧倒的に多く、以下「職場の雰囲気に馴染めるか」45%、「仕事の評価はどのようにされるか」14%、「やりたい仕事ができるか」13%と続いた。今の会社に決めた理由を尋ねると、前回調査(2008年4月)でトップであった「事業内容や商品サービス」28%を「職場の雰囲気」37%が上回った。その他、「社員の対応がよかった」25%、「会社の安定度」21%などが上位を占めた。選ばれる立場の新入社員たちも『この会社は本当に自分に向いているだろうか』といった、より現実的な選択眼で企業を見分けていると言えよう。また、就職活動中に企業に改善して欲しいと感じたことでは、「会社説明会や試験を地元で行なって欲しい」30%がトップとなっている。将来目指したいポジションについては、「部課長などの幹部・管理職」21%、「管理職ではない専門職」20%を望む新入社員が多く、「経営者」は「役員」と並び18%、「あまり上の立場にはなりたくない」17%という回答も2割弱あった。理想の人事評価制度について、「実力・成果主義型」とする回答は39%。「年功序列型」を望む人は「一定の年齢までは年功序列型」33%と合わせると48%に上る。また、初任給の使い道の上位は、「両親へのプレゼント」、「預貯金」、「生活費」であり、「自分へのプレゼント」や「自身の勉強」との回答は意外と少なかった。なお、両親へのプレゼントには、一部「学費の弁済」などの意味も含まれているようだ。

調査結果

新社会人になるにあたっての期待は何ですか?(複数回答) (単位:%)
新社会人になるにあたっての不安は何ですか?(複数回答) (単位:%)
今の会社に決めた理由は何ですか?(複数回答) (単位:%)
就職活動で企業に改善して欲しいと感じたことは?(複数回答) (単位:%)
将来目指したいポジション (単位:%)
理想の人事評価制度は何ですか? (単位:%)
初任給の使い道で優先順位の高いものは何ですか?(複数回答) (単位:%)
調査実施先:(株)タナベ経営