Ｚ世代の意識調査についての調査レポート

調査結果の概要

全国のＺ世代（Ｚ世代とは『ジェネレーションＺ』のことで、『ジェネレーションＸ』 『ジェネレーションＹ』に次ぐ世代として名付けられた概念であり、1985年から1991年に生まれた人をさす）に対して、主におしゃれとストレスについてアンケート調査を実施した。おしゃれに興味があるか？との質問に、 『おしゃれに興味あり』が63.3％。男女別に見ると、男性は『おしゃれに興味あり』が51.6％、一方、女性は75.0％と女性の方がよりおしゃれに興味を持っていることが読み取れる。先の質問に「かなり興味がある」「どちらかといえば興味がある」「どちらともいえない」のいずれかに回答した人に、それはどのような状況の時が多いか？尋ねると、１位は「人と会うとき」64.2％。男女別に見ると、「学校」では女性よりも男性、一方、「友達とショッピング」「友達との食事」「デート」では男性よりも女性の回答率が高く、女性は男性に比べ友達や恋人など特定の人物と一緒にいて相手を意識するような場面で多かった。また、おしゃれに気をつかうとき、誰の目を気にして洋服を選ぶことが多いか？聞いてみると、１位は「自分」69.9％。男女別に見ると、「異性の友人」や「好きな人」では女性よりも男性、一方、「同性の友人」「自分」「家族」では男性よりも女性の回答率が高く、男性は『異性や好きな人』を意識して、一方女性は『同性』からの支持や自分が気に入ったおしゃれに気を配る傾向が窺えた。次に、ストレスについて聞いてみると、 『ストレスを感じている』が72.3％。男女別に見ると、男性は『ストレスを感じている』が68.3％、一方、女性は76.2％であった。どのようなことでストレスを感じやすいか？と尋ねると、１位は「自分の将来」40.8％。男女別に見ると、男女ともに「自分の将来」が最も高い。また、ほとんどの項目で男性よりも女性の回答率が高く、女性の方が様々な事柄に対し、ストレスを感じている状況にあることが窺える。ストレス解消方法について問うと、「睡眠をとる」59.4％がトップ。男女別に見ると、「友人・恋人に話を聞いてもらう」「ショッピング・ウィンドウショッピングをする」「美味しいものを食べる」といった項目で女性の回答率の高さが目立ち、ほとんどの項目で男性よりも女性の回答率が高くなっており、女性は男性に比べストレスを感じやすい分、ストレスを解消する複数の方法を持っているという結果であった。最後に最近流行の『草食系男子』や『肉食系女子』という言葉に、自身はどちらにあてはまると思うか？聞くと、「草食系である」41.5％が最も高く、男女別に見ると、「草食系である」は男性45.4％、女性37.5％、「肉食系である」は男性16.3％、女性18.8％と、僅かではあるが女性よりも男性に『草食系』が多く見られた。

調査結果