2009年版 新小学1年生の将来就きたい職業、親の就かせたい職業

  • 調査期間
  • 調査対象
  • 新入学のために<クラリーノ>ランドセルを購入した全国の子供4,000人(男女各2,000人)とその親4,000人
  • 調査方法
  • ハガキアンケート

調査結果の概要

さあ、入学式。新小学1年生たちが元気いっぱい学校に通い始めます。誇らしげに背負うピッカピカのランドセルには、果たしてどんな夢がつまっているのでしょうか?ランドセル素材の人工皮革<クラリーノ>などを製造・販売する化学メーカーの(株)クラレでは、この春小学校に入学する子どもとその親にアンケートを行い、「将来、就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。子どもたちの憧れの職業は、11年連続で男の子が「スポーツ選手(内訳は、『サッカー選手』(男の子全体の12.4%)と『野球選手』(同9.9%)が大半を占めます)」28.6%。女の子が「パン・ケーキ・お菓子屋さん」34.7%が第1位となりました。今年は親が就かせたい職業の1位もほぼ同じ結果となり、先行き不透明な時代だからこそ<子どもの夢がかなうことが一番!>という親心が窺えました。男の子の2位は「職人」5.7%。親の方でも5位(5.6%)となっています(職人の内訳は、大工、左官、木工などです)。親が男の子に就かせたい職業は、「スポーツ選手」16.0%が初の1位に。当調査を始めた92年以来17年にわたり連続1位だった「公務員」15.8%は、今年ついに2位へと後退しました。女の子が就きたい職業は、「パン・ケーキ・お菓子屋さん」34.7%、「お花屋さん」10.4%が11年連続で1・2位です。親が女の子に就かせたい職業では、「パン・ケーキ・お菓子屋さん」が昨年の4.3%から今年は12.1%と大幅に比率を伸ばし(9位から)1位に躍進。日本におけるスイーツ文化の急速な浸透が影響しているようです。女の子の親は男の子の親に比べて「公務員」(男の子15.8%、女の子7.5%)や「会社員」(男の子7.5%、女の子3.1%)の比率が少なく、勤め人より資格や技能が活かせる職業を、との意識が見られます。かつてはテレビドラマなどの影響で人気職業の一つだった「教員」は、女の子の4位(6.8%)、その親の3位(7.5%)に入り、女の子の職業としては依然として根強い人気があります。女の子の「スポーツ選手」2.8%は(昨年11位よりやや上がって)9位。目指す種目はスケート・フィギュアが3割と高い関心を呼び、次いでバレーボールとサッカーが約1割という結果です。

調査結果

男の子の将来就きたい職業 (単位:%)
男の子の親の将来就かせたい職業 (単位:%)
女の子の将来就きたい職業 (単位:%)
女の子の親の将来就かせたい職業 (単位:%)
調査実施先:(株)クラレ