コンタック総合研究所による花粉症から取り戻したいものに関する意識調査 |
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調査結果の概要
グラクソ・スミスクライン(株)が実施した標記の意識調査によると、花粉症により、国民レベルで影響を受けると思うのは、「仕事の効率が落ちることによる生産性の低下」が72.5%で最も多い結果でした。花粉症のせいでいつもよりもなくなるのは、「集中力」が断然トップで、次位以下の「気」や「女子」を大きく引き離しています。花粉症のせいで記憶力は最大何%落ちると思いますか?と聞いたところ、普段より「10%以上30%未満」33.5%落ちるという人が3割でした。春先の花粉症で苦しむ期間は、平均すると「46日間」で、「30日以上(「30日以上45日未満」40%、「45日以上60日未満」7%、「60日以上90日未満」27%、「90日以上」10%)」花粉症で苦しんでいると答えた人は84%にも上りました。半数以上の人が、花粉症の症状が治まるまでは、「散歩」64.7%や「スポーツ」50.1%、「花見」49.9%など、屋外で行動する気がなくなると答え、花粉症のせいで損をしたと思う経験の中で、取り戻せるのなら取り戻したい体験は、「デート」30.2%という人が一番多く、「受験・試験」28.5%よりも高い結果となりました。花粉症対策のために買いたい、または体験したいものを尋ねてみると、「空気清浄機」64.7%や「高級ティッシュ」50.6%、「花粉症のない場所への旅行」45.3%などが高い回答となりました。花粉症は臭覚を始めとする様々な感覚を鈍くさせますが、香りが嗅げなくなったら寂しいと思うものを挙げてもらうと、「食べ物の香り」85.9%がトップとなり、「季節を感じる香り」55.7%、「花の香り」45.3%が続きました。たとえ花粉症でどんなに鼻が利きにくくなっていても、さすがに「コーヒーと紅茶」の違いはわかる(まちがえない)という人は77.9%。花粉症により風味がわからなくなると味が変わると思う食べ物は、「ハーブチキン」29.4%、「チーズ」29.2%、「焼肉」28.2%が上位3位となっています。