コンタック総合研究所によるかぜのスマート・マナー意識調査 |
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調査結果の概要
グラクソ・スミスクライン(株)が実施した「コンタック総合研究所によるかぜのスマート・マナー意識調査」によると、かぜをひいて外出する際、「人と接するときにはマスクをつけてほしい」と考える人が64.8%と多数派でした。また、「かならずつけてほしい」と感じている人も18.1%存在するため、少なくとも人と一緒にいる・会う場合にはマスクをつけるのが周りの人に対するエチケットでしょう。かぜをひいているとき、オフィスや学校などの人前で鼻をかんでもよいと思いますか?と尋ねると、鼻みずが止まらないかぜの時に42.1%の人は「気にせずかんでもよい」と感じている一方で、55.8%の人(「周りに一言断ればかまわない」23.7%、「トイレなど人のいないところでかむべき」32.1%)は、人前で鼻をかむときに他人の目を気にしているというように、意見が分かれる結果となりました。かぜをひいて苦しんでいる時に言われて頭にくる言葉に関する質問には、「かぜぐらいで休むなよ」55.0%、「仮病じゃないの?」48.4%という回答が多く、『苦しい・辛い状態』を理解してもらえない発言が頭にくるようです。反対に、言われてうれしい言葉は、「あまり無理しないでね」64.0%でした。かぜをひいた人は、辛い症状を抱えながら、仕事や勉強に取り組んでいる自分を評価して欲しいと感じているようです。また、「何か買ってきてほしいモノはある?」39.5%や「辛そうだから、やってあげるよ」22.6%など、サポートを提案する言葉をかけてもらうこともうれしいようです。かぜの人と同じ空間に居るのが嫌な場所・シチュエーションについて聞いてみたところ、「満員電車」69.8%や「エレベータの中」51.1%など、かぜをひいている他人と一緒に密集空間に一緒にいるのを避けたいと思う傾向があるようです。そして、かぜの症状を持っている人で近寄りたくないのは、約9割が「咳」88.1%の症状がひどい人を避けたいと考えていることがわかりました。せき以外は、「くしゃみ」62.3%、「鼻みず」35.2%の症状が激しいかぜの人も避ける傾向があるようです。かぜをひいて市販のかぜ薬を飲むときは、1日に「2回」が46.9%、「3回」が45.5%でした。かぜ薬は1日3回薬が多いですが、多くの人が用量・用法通りに飲んでいないことがわかります。同じかぜ薬の効果であれば、「1日2回タイプ」を選択した人が69.2%と最も多く、忙しい現代人にとって、「1日2回」で持続効果があるタイプのかぜ薬は、彼らのニーズに合っているため、選ばれている傾向が見受けられます。