「自宅近くのスーパーの使い分け」に関する調査

  • 調査期間
  • 2009/01/26~2009/02/04
  • 調査対象
  • 実施先が配布しているフリー・レシピマガジン「クィッキング」読者(女性) 1,172人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

首都圏で15万部を配布しているフリー・レシピマガジン「365 日毎日健康!簡単レシピ!クイッキング」の発行元である(株)マインドシェア(http://www.mindshare.co.jp/)は、「クイッキング」読者に対して「自宅近くのスーパーの使い分け」に関する調査を実施した。その結果を見ると、自宅周辺にスーパーが2軒以上(「2軒」25.1%、「3軒」31.0%、「4軒」13.3%、「5軒以上」19.7%)」ある人は全体の約9割。そのうちのさらに9割が、複数のスーパーを「使い分けている」89.4%事がわかった。使い分けのタイミングは、「ときどき使い分ける」53.6%人が半数で、「いつも使い分ける」人は36.2%だった。スーパーの数が多いほど使い分ける人も増えるが、2軒しかなくとも8割以上が使い分けている。複数のスーパーを使い分けする理由について見ると、主婦が能動的にスーパーを使い分けている事がわかる。特に、「特売チラシ」57.5%を見て、「安い商品を探して」38.9%といった理由から『価格の安さ』が複数のスーパーを使い分けるモチベーションとなっており、不況が続く中で主婦が賢くやりくりしている様子が窺える。年代を問わず、「特売チラシ」を見てが最大の使い分け理由となっているが、特に60代以上での回答率は81.0%に達しており、シニア主婦層の特売チラシに対する反応率の高さを窺がわせる。また、安い商品を探してとの理由は年代が低いほど、「野菜/肉類など買うものによりとの理由は年代が高いほど多くなっている。これは、経験が浅い若いうちには自分の目で売場を確かめながら『安い店』を探し歩くのに対し、経験が蓄積されたベテラン主婦になると『肉が安いのはここ』、『野菜はこの店が新鮮』などの判断が事前にできるようになってくるためではないかと思われる。複数のスーパーが近所にあるにもかかわらず、いつも同じスーパーを利用すると答えた人に対して、その理由を確認したところ、「自宅に一番近い」47.7%、「駐車場がとめやすい」14.0%といった交通アクセスが上位に挙げられた。

調査結果

自宅周辺のスーパーの軒数(全体:n=1,172) (単位:%)
スーパーの使い分け有無(全体:n=1,044) (単位:%)
使い分けのタイミング(全体:n=933) (単位:%)
周辺スーパー軒数別 スーパー使い分け有無
<「使い分ける」回答率> (単位:%)
スーパーを使い分ける理由(全体:838) (単位:%)
年代別 スーパーを使い分ける理由 (単位:%)
近所に複数のスーパーがあるのに、いつも同じスーパーを使う理由(全体:n=107) (単位:%)
調査実施先:(株)マインドシェア