お弁当に関する調査<子どものお弁当事情>

  • 調査期間
  • 2009/01/22~2009/01/27
  • 調査対象
  • ※首都圏・関西圏在住で第一子が幼稚園もしくは保育園に通園しており、週に1日以上職場にお弁当を持参している20代~40代の母親 228人
  • 調査方法
  • FAX調査

調査結果の概要

春は、お弁当作りスタートの季節。幼いわが子のために、お母さんたちは日々どんなお弁当を作っているのだろうか。お弁当によく入れるおかずは、「ウィンナー」90.8%、「卵焼き」78.1%、「ふりかけ」71.9%、「おにぎり」67.5%、「ミートボール」66.2%など。子どもたちにも「ウィンナー」71.5%、「卵焼き」52.6%、「ミートボール」42.1%は人気。母親も、子どもの嗜好を重視してお弁当を作っている様子が窺える。子どものお弁当1食あたりの材料費は平均「192円」で、06年(191円)と変わらず。不景気も、子どものお弁当までには影響していない様子。小さな子どもをもつお母さんにとって、家計のやりくりと並んで気になる事といえば、『食の安全』。お弁当箱に占める「手作りのおかず」「調理済みのおかず」「弁当専用のおかず」の割合を聞いたところ、06年にはそれぞれ1/4(25.0%) を占めていた「調理済みのおかず」と「弁当専用のおかず」の割合がダウン。代わりに「手作りのおかず」59.3%の占める割合が1割近く伸び、ほぼ「3:1:1」という結果になった。安全・安心に対する意識の高まりから、冷凍食品やレトルト食品を避け、手作りを志向する母親が増加しているようだ。「手作りおかず」はどのように用意されているのか。最も多かったのは「当日の朝に作る」85.1%ケースで、06年(73.6%)より1割以上増加している。そうした中、わが子に「手作りのおかずで育ってほしい」73.7%という声は多く、前回調査(60.1%)より13.6 ポイント増。一方で、「面倒だ」18.4%という声は7.3 ポイント減少しています。また、手作りの方が「安心」54.4%、「安上がりになる」37.7%という声も、前回調査(各々44.2%、25.7%)をそれぞれ10ポイント以上上回る結果に。近年の社会環境の変化は、お弁当のおかずにも影響しているようだ。

調査結果

よく入れるおかずと子どもの好きなおかず(n=228)(MA)
<よく入れるおかず> (単位:%)
<子どもの好きなおかず> (単位:%)
【子どものお弁当1食あたりの材料費】
  今回(n=228):192円
  06年(n=303):191円
お弁当の手作りおかずの割合 (単位:%)
(注1)冷凍食品やレトルト食品など、調理済みのおかず。
(注2)冷凍食品やレトルト食品のうち、お弁当専用と書かれたもので、1食ずつ小分けになっているおかず。
手作りおかずの用意の仕方(MA) (単位:%)
手作りのおかずをどう思いますか? (単位:%)
調査実施先:(株)ミツカングループ本社 広報室