電通総研『消費気分調査』レポートVol.1

  • 調査期間
  • 2009/02/27~2009/03/03
  • 調査対象
  • 全国の20歳~69歳の男女個人(学生除く) 1,000人
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

電通総研が発表した『消費気分調査』レポートによると、消費意欲や気分が盛り上がる契機は、「日本の食糧自給率の向上にともない、スーパーなどで国産食材が増える」41.3%、「高速道路の休日千円乗り放題が開始される」36.2%、「環境に配慮した商品・サービスが、様々な分野で増える」32.0%が上位を占めた。日頃の生活の中で、現在やっている節約のトップは、「ポイントカードやクーポン・割引券を利用する」84.6%、これに「詰め替え可能な商品をなるべく利用する」78.3%、「クリーニングはなるべく利用せず、自宅で洗濯する」70.0%が続く。現在はやっていないが、今後やりたい節約のトップは、「省エネタイプの家電に買い替える」47.5%、以下「節水タイプの器具に買い替える」43.0%、「低燃費やハイブリッドの車に買い替える」40.4%の順となっている。日々の生活を送る中で、ちょっとした工夫や知恵を働かせて、節約を「いつも意識している」人は32.4%、「ときどき意識している」人は44.7%。「たまに意識している」人は18.3%。ちょっとした贅沢なお金の遣い方をしたことは、「よくある」人は6.7%、「ときどきある」人は24.4%、「たまにある」人は39.6%。そして、その贅沢の内容は、「旅行」33.9%がトップ、2位は「外食」26.2%、3位は「食事・食材」21.6%だった。

調査結果

今後、予定・予測される出来事やイベントで、あなたの消費意欲が少しでも高まったり、気分が少しでも盛り上がったりしそうなものをお知らせください(n=1,000 MA) (単位:%)
日常生活で実行している節約(A)現在やっているTOP5(n=1,000) (単位:%)
※ビールを発泡酒や第三のビールにする、牛肉を豚肉にするなど
日常生活で実行している節約(A)現在やっていないが、今後やりたいTOP5(n=1,000) (単位:%)
あなたは、日々の生活を送る中で、ちょっとした工夫や知恵を働かせることで、節約することを意識していますか?(n=1,000 SA) (単位:%)
昨年末以降、日頃の節約のことを気にせずに、ちょっと贅沢なお金の遣い方をしたことはどの程度ありますか?(n=1,000 SA) (単位:%)
(上記設問に、「よくある」「ときどきある」「たまにある」と回答した人に)その贅沢の内容は何ですか?(n=707) (単位:%)
【参考資料】
<参考(1):節約度>
1年前と比べ、モノやサービスにかけるお金の使い方に関して、どのような変化がありますか?(n=1,000 SA) (単位:%)
<参考(2):不景気の発想転換>
不景気になったことでかえって、良いと考えられたり、楽しいと感じられたりすることはありますか?(n=1,000 SA) (単位:%)
調査実施先:(株)電通 電通総研