第8回「日本人の意識・2008」調査(1)

  • 調査期間
  • 2008/06/28~2008/06/29
  • 調査対象
  • 全国の16歳以上の国民 5,400人(3,103人:有効率57.5%)
  • 調査方法
  • 個人面接法

調査結果の概要

NHK放送文化研究所が全国の16歳以上の国民を対象に、第8回「日本人の意識・2008」調査を実施した。その結果は以下の通りである。普段の生活で欠かせないと思うものは「テレビを見る」83.5%、「家族と話をする」79.6%、「友人と話をする」66.3%、「新聞を読む」67.0%と考えている人が多い。今の生活に、「満足している」人は27.6%、「どちらかといえば、満足している」人は59.1%。結婚した女性が職業をもち続けることについて、「結婚して子どもが生まれても、できるだけ職業をもち続けたほうがよい」と考える人が48.1%で、「結婚したら、家庭を守ることに専念したほうがよい」12.0%や「結婚して子どもができるまでは、職業をもっていたほうがよい」36.6%を上回っている。職場の同僚とは、「なにかにつけ相談したり、たすけ合えるようなつきあい」を望ましいと考える人が38.9%で、「仕事が終わってからも、話し合ったり遊んだりするつきあい」34.3%を僅かに上回っている。仕事と余暇のあり方について、「仕事にも余暇にも同じくらい力を入れる」34.9%のが望ましいと考えている人が一番多い。今の世の中で、子どもたちには、「教養があり、心が豊かな人間」36.6%、「秩序を守る、規律正しい人間」29.2%に育つことがいちばん望ましいと考えている人がおよそ3割から3割半。宗教とか信仰とかに関係すると思われることがらで、おこなっているものは、「年に1,2回程度は墓参りをしている(墓参り)」68.4%が最も多く、これに「お守りやおふだなど、魔よけや縁起ものを自分の身のまわりにおいている(お守り・おふだ)」34.9%、「この1,2年の間に、身の安全や商売繁盛、入試合格などを、祈願しにいったことがある(祈願)」29.7%が続く。

調査結果

はじめに、ふだんの生活のことについてうかがいます。リストの中で、あなたの気持ちとして、欠かせないと思うことをいくつでもあげてください。(複数回答) (単位:%)
あなたは今の生活に、全体としてどの程度満足していますか。リストの中から、あなたのお気持ちに近いものをあげてください。 (単位:%)
結婚した女性が職業をもち続けることについては、どうお考えでしょうか。リストの中から、あなたのお考えに近いものを選んでください。 (単位:%)
職場の同僚とは、どんなつきあいをするのが望ましいと思いますか。リストの中からお答ください。 (単位:%)
リストには、仕事と余暇のあり方について、いろいろな意見がのっています。あなたはどれが最も望ましいと思いますか。 (単位:%)
今の世の中で、子どもたちがどんな人間に育つことがいちばん望ましいと思いますか。リストの中から1つだけ選んでください。 (単位:%)
宗教とか信仰とかに関係すると思われることがらで、あなたがおこなっているものがありますか。ありましたら、リストの中からいくつでもあげてください。(複数回答) (単位:%)
調査実施先:NHK放送文化研究所