東京・オランダ首都圏の働く男女の健康意識調査(3) |
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調査結果の概要
(2より続く)健康維持のための食生活として意識している事を見ると、【東】では「1日3食必ず食べる」39.8%、一方、【オ】では「脂肪を摂り過ぎない」56.8%が最も多く挙げられた。プロバイオティクスの認知度(「意味・内容を知っている」「聞いた事がある」)は、【東】65.0%、【オ】61.3%ともに6割。【オ】では、「意味・内容を知っている」35.5%が3人に1人の割合であった。摂取率は、「週に3回以上」の割合が、【東】で21.6%に対し、【オ】で13.8%と、【オ】では認知度の高さに反して摂取率は低かった。乳酸菌飲料の摂取率を見ると、「週に3回以上」の割合は、【東】14.5%、【オ】12.3%と、大きな差は見られなかったが、「全く摂っていない」の割合が【オ】で大変多くなっている。日常的な症状は、【東】では「肩こり」51.8%、【オ】では「頭痛」34.8%が最も多かった。健康のために気をつけている事は、【東】では「睡眠を充分にとる」42.3%、【オ】では「普段の食事に気をつける」66.0%が最も多く、健康維持のための意識は【オ】の方が高く、全ての項目で【東】を上回っている。健康管理のために日頃から気をつけている器官を尋ねると、【東】、【オ】ともの半数以上が「特にない」と回答しているが、具体的な回答を見ると、【東】では「胃」「肝臓」「腸」、一方、【オ】では「心臓」「胃」「肺」という順で多かった。腸の健康状態について見ると、【東】では37.0%、【オ】では68.6%が「丈夫である」と感じている。腸の健康のために心がけている事としては、【東】、【オ】ともに「水分を摂る」が最も多く挙げられ、【東】では「ヨーグルトを摂取する」42.8%が多くなっているが、【オ】では21.3%と、【東】の半数程度の認識に留まった。
調査結果
- ((2)より続く)
- ☆参考データ~食べ物の摂取状況 (単位:%)
東京 オランダ首都圏 穀物 果物類 乳製品 穀物 果物類 乳製品 よく食べる 58.3 14.5 24.3 67.8 41.0 52.5 まあ食べる 37.0 42.5 45.5 26.8 26.8 29.5 あまり食べない 4.5 40.3 28.3 5.3 28.8 16.5 全く食べない 0.3 2.8 2.0 0.3 3.5 1.5 - 健康維持のための食生活 (単位:%)
東京 オランダ首都圏 1 1日3食必ず食べる 39.8 脂肪を摂り過ぎない 56.8 2 夜食や間食を少なくする 39.5 できるだけ多くの種類の食材を食べる 55.5 3 食べ過ぎない 37.8 1日3食必ず食べる 49.5 4 ヨーグルトを食べる 36.5 糖分を摂り過ぎない 49.3 5 脂肪を摂り過ぎない 36.0 塩分を摂り過ぎない 45.0 - プロバイオティクスの認知度 (単位:%)
- プロバイオティクスの摂取状況 (単位:%)
- 乳酸菌飲料の摂取状況 (単位:%)
- 日常的な症状 (単位:%)
東京 オランダ首都圏 1 肩こり 51.8 頭痛 34.8 2 眼の疲れ 45.5 肩こり 31.8 3 疲れやすい 41.3 腰の痛み 28.5 4 腰の痛み 31.3 疲れやすい 27.3 5 イライラしやすい 29.3 イライラしやすい 23.3 - 健康のために気をつけている事 (単位:%)
東京 オランダ首都圏 1 睡眠を充分にとる 42.3 普段の食事に気をつける 66.0 2 普段の食事に気をつける 41.3 睡眠を充分にとる 58.8 3 適度な運動をする 40.8 適度な運動をする 47.0 4 規則正しい生活をする 29.8 タバコを吸わない 47.0 5 タバコを吸わない 29.5 規則正しい生活をする 44.3 - 健康管理に重要な器官 (単位:%)
東京 オランダ首都圏 1 胃 16.5 心臓 17.3 2 肝臓 8.0 腸 10.5 3 腸 7.8 胃 9.8 4 心臓 5.0 肺 3.3 5 特にない 52.5 特にない 51.8 - 腸の丈夫さ (単位:%)
- 腸の健康のための心がけ (単位:%)
東 京 オランダ首都圏 1 水分を摂る 48.5 水分を摂る 41.5 2 ヨーグルトを摂取する 42.8 繊維質のものを食べる・飲む 39.3 3 野菜を多く食べる 34.8 野菜を多く食べる 37.8 4 繊維質のものを食べる・飲む 30.8 1日3食の食事をする 34.3 5 牛乳を飲む 25.8 運動をする 28.5