東京・オランダ首都圏の働く男女の健康意識調査(2)

  • 調査期間
  • 2008/10/02~2008/10/10
  • 調査対象
  • 東京、オランダ首都圏(Randstad Holland)に居住する30代・40代の男女 800人(各国400人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

(1より続く)仕事に対する満足度を見ると、【オ】では8割が「満足している」83.1%のに対して、【東】では6割(60.6%)に留まり、【オ】では「非常に満足している」28.8%の割合が高い(【東】では10.3%)。休日出勤については、【オ】は半数以上が「ある」53.1%と回答、【東】では4割ほど(41.5%)。一方、残業の頻度になると、【東】74.1%で多く、【オ】56.6%では6割を下回った。職場での上司との関係を見ると、【東】81.5%では8割、【オ】93.3%では9割が「良好」と認識しており、特に、【オ】では4割近くが「大変良好である」37.3%と回答、【東】14.0%を大きく引き離している。同僚との関係では、さらに進んで、【東】では87.3%、【オ】では97.5%としており、【東】では上司との関係と同じ程度の14.8%が「大変良好である」であったのに対し、【オ】では半数以上(52.0%)の割合となっている。仕事と家庭の優先度について、【オ】では8割以上が「家庭を優先」83.8%としている。一方の【東】では60.3%と、6割留まりとなっている。仕事でのストレスの度合いは、【東】では4割が「よくある」39.5%と回答し、「時々ある」47.5%を合わせると、およそ9割がストレスを感じている、一方、【オ】では『ストレスを感じる』とする回答は56.8%で、「全くない」10.5%が1割、「あまりない」32.8%が3割程度となった。ストレス解消法は、【東】【オ】ともに「寝る」が最も多く挙げられた。【オ】では、【東】で多かった「食べる」や「酒を飲む」を挙げる人は少なく(ストレス解消にならない?)、大切な人や友人と『話す』という行動がストレス解消となっている事がわかる。食生活の実態を見ると…朝食について、【東】54.8%、【オ】56.3%ともに半数以上が「必ず食べる」。昼食になると、「必ず食べる」は、【東】では83.5%、一方、【オ】では66.5%で、約3割が「時々食べない事がある」28.8%と回答している。夕食は【東】82.0%、【オ】84.0%ともに8割以上が「必ず食べる」と回答し、「食べる」割合は97~98%と高くなっている(3に続く)。

調査結果

((1)より続く)
仕事に対する満足度 (単位:%)
休日出勤の頻度 (単位:%)
残業の頻度 (単位:%)
職場での上司との関係 (単位:%)
職場での同僚との関係 (単位:%)
仕事・家庭の優先度 (単位:%)
仕事でのストレスの度合い (単位:%)
仕事でのストレス解消法(ストレスがある人のみ) (単位:%)
東  京オランダ首都圏
1寝る52.6寝る51.4
2趣味を楽しむ40.8テレビやビデオを見る44.1
3食べる38.8夫・妻(恋人)と話す(会う)41.3
4休養する36.7友人と話す(会う)38.5
5酒を飲む34.4休養する35.5
普段の食事の摂取状況 (単位:%)
東  京オランダ首都圏
朝食昼食夕食朝食昼食夕食
必ず食べる54.883.582.056.366.584.0
時々食べない事がある23.312.515.021.028.814.3
あまり食べない9.03.02.814.34.01.5
全く食べない13.01.00.38.50.80.3
☆参考データ~食べ物の摂取状況 (単位:%)
東  京オランダ首都圏
野菜肉類魚類野菜肉類魚類
よく食べる34.527.813.571.054.810.8
まあ食べる48.056.556.821.833.544.5
あまり食べない17.315.529.36.88.538.5
全く食べない0.30.30.50.53.36.3
((3)に続く)
調査実施先:(株)ヤクルト本社