東京・オランダ首都圏の働く男女の健康意識調査(2) |
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調査結果の概要
(1より続く)仕事に対する満足度を見ると、【オ】では8割が「満足している」83.1%のに対して、【東】では6割(60.6%)に留まり、【オ】では「非常に満足している」28.8%の割合が高い(【東】では10.3%)。休日出勤については、【オ】は半数以上が「ある」53.1%と回答、【東】では4割ほど(41.5%)。一方、残業の頻度になると、【東】74.1%で多く、【オ】56.6%では6割を下回った。職場での上司との関係を見ると、【東】81.5%では8割、【オ】93.3%では9割が「良好」と認識しており、特に、【オ】では4割近くが「大変良好である」37.3%と回答、【東】14.0%を大きく引き離している。同僚との関係では、さらに進んで、【東】では87.3%、【オ】では97.5%としており、【東】では上司との関係と同じ程度の14.8%が「大変良好である」であったのに対し、【オ】では半数以上(52.0%)の割合となっている。仕事と家庭の優先度について、【オ】では8割以上が「家庭を優先」83.8%としている。一方の【東】では60.3%と、6割留まりとなっている。仕事でのストレスの度合いは、【東】では4割が「よくある」39.5%と回答し、「時々ある」47.5%を合わせると、およそ9割がストレスを感じている、一方、【オ】では『ストレスを感じる』とする回答は56.8%で、「全くない」10.5%が1割、「あまりない」32.8%が3割程度となった。ストレス解消法は、【東】【オ】ともに「寝る」が最も多く挙げられた。【オ】では、【東】で多かった「食べる」や「酒を飲む」を挙げる人は少なく(ストレス解消にならない?)、大切な人や友人と『話す』という行動がストレス解消となっている事がわかる。食生活の実態を見ると…朝食について、【東】54.8%、【オ】56.3%ともに半数以上が「必ず食べる」。昼食になると、「必ず食べる」は、【東】では83.5%、一方、【オ】では66.5%で、約3割が「時々食べない事がある」28.8%と回答している。夕食は【東】82.0%、【オ】84.0%ともに8割以上が「必ず食べる」と回答し、「食べる」割合は97~98%と高くなっている(3に続く)。
調査結果
- 仕事でのストレスの度合い (単位:%)
- 仕事でのストレス解消法(ストレスがある人のみ) (単位:%)
東 京 オランダ首都圏 1 寝る 52.6 寝る 51.4 2 趣味を楽しむ 40.8 テレビやビデオを見る 44.1 3 食べる 38.8 夫・妻(恋人)と話す(会う) 41.3 4 休養する 36.7 友人と話す(会う) 38.5 5 酒を飲む 34.4 休養する 35.5 - 普段の食事の摂取状況 (単位:%)
東 京 オランダ首都圏 朝食 昼食 夕食 朝食 昼食 夕食 必ず食べる 54.8 83.5 82.0 56.3 66.5 84.0 時々食べない事がある 23.3 12.5 15.0 21.0 28.8 14.3 あまり食べない 9.0 3.0 2.8 14.3 4.0 1.5 全く食べない 13.0 1.0 0.3 8.5 0.8 0.3 - ☆参考データ~食べ物の摂取状況 (単位:%)
東 京 オランダ首都圏 野菜 肉類 魚類 野菜 肉類 魚類 よく食べる 34.5 27.8 13.5 71.0 54.8 10.8 まあ食べる 48.0 56.5 56.8 21.8 33.5 44.5 あまり食べない 17.3 15.5 29.3 6.8 8.5 38.5 全く食べない 0.3 0.3 0.5 0.5 3.3 6.3 - ((3)に続く)