ワークシェアリングに関する調査

  • 調査期間
  • 2009/01/23~2009/01/27
  • 調査対象
  • 全国の20歳~59歳のケータイユーザー 543人(男性277人、女性266人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

ネットエイジア(株)が実施したワークシェアリングに関する調査によると、ワークシェアリングという言葉の認知度は86.7%で、性別では男性の20.2%が「詳しく意味を説明できる」と回答、一方、女性では6.4%に留まり、両者の間に13.8ポイントの開きが見られた。年代でみると年齢が高いほど認知度も高くなる。企業における同制度導入に対して、半数以上の51.0%が「賛成」と回答、性別で見ると、「賛成」は、男性56.6%であったのに対し、女性は11.4ポイント低い45.2%に留まった。役職別では、役職が高いほど「賛成」の割合が高く、部長クラスでは76.1%に上る。『給与が現在の60%になる代わりに労働時間が現在の60%になる』という案に「賛成である」という人は8.1%に留まり、「反対である」が約半数の45.5%、年代で見ると「賛成である」と回答した20代の割合は14.0%で、他の年代よりも比較的高いという結果が得られた。日本においてワークシェアリング制度は根付くか?と尋ねると、64.8%が「根付かないと思う」と回答、年代別では20代の42.1%が「根付くと思う」と回答、全体よりも6.9ポイント高い結果となった。また、雇用形態別で見ると「根付くと思う」正規雇用者は32.0%であったのに対し、非正規雇用者では8.4ポイント高い40.4%であった。非正規雇用者に、正社員に登用される事を望んでいるかどうか?聞いたところ64.0%が「正社員になりたい」と回答している(「どんな条件でも良いのでなりたい」1.9%、「ある程度の妥協はしても良いのでなりたい」18.3%、「十分に納得のいく条件であるならばなりたい」43.8%)。性別で見ると、「ある程度の妥協はしても良いのでなりたい」のカテゴリーで、女性が15.3%であるのに対し男性は16.3ポイント高い31.6%であった。また年代別で見ると、「正社員になりたい」と回答している割合は若い層ほど高く、30代で64.2%、20代では76.4%に上った。

調査結果

貴方はワークシェアリングという言葉を御存じですか? (単位:%)
企業がワークシェアリング制度を導入する事について、貴方はどう思いますか? (単位:%)
“給与が現在の60%になる代わりに、労働時間が現在の60%になる”という案があるとします。貴方はこの案についてどう思いますか? (単位:%)
貴方は日本でワークシェアリング制度が導入された場合、この制度が日本に根付くと思いますか? (単位:%)
貴方は、正社員へ登用される事を望んでいますか?(非正規雇用者) (単位:%)
調査実施先:ネットエイジア(株)