転職希望者と転職非希望者の意識調査

調査結果の概要

25歳から35歳で、現在転職を希望している及び希望していないビジネスパーソンに対して、意識調査を実施した。その結果によると－。半年前と比較した現在の会社の業績について、約７割が「不調である（「やや不調である」27.5％を含む）」67.0％と回答し、多くが不況を実感している。現在、転職を希望している人（以降、転職希望者と称する）の転職希望理由１位は「年収をアップさせたいから」49.0％。転職の際、就きたい業界・職種１位は「異業界の同職種」31.0％。現在、転職を希望していない人（以降、転職非希望者と称する）の65.5％が「経験やスキルに自信がある」と回答。転職したくない理由は、『経験やスキルに自信がある』人では「不況なので、次の転職先が見つかる保証がないから」42.7％。一方、『経験やスキルに自信がない』人も「不況なので、次の転職先が見つかる保証がないから」49.3％だったが、２位「自分のスキルに自信がないから」が34.8％となり、『経験やスキルの自信の差』が転職を希望しない理由に大きく影響しているようだ。転職非希望者の約６割が現在の会社で定年まで働きたい「思う（「どちらかと言えば思う」36.5％を含む）」60.5％と回答。『経験やスキルに自信がある』人の場合、「思う（「どちらかと言えば思う」36.6％を含む）」と回答したのは62.6％。一方、『経験やスキルに自信がない』人の場合、「思う（「どちらかと言えば思う」36.2％を含む）」と回答したのは56.5％。『希望退職制度』の利用意向は、約６割が「利用したいと思う（「条件によっては利用したいと思う」53.5％を含む）」62.0％と回答。『経験やスキルに自信がある』人の場合、64.1％の人が「利用したいと思う（「条件によっては利用したいと思う」56.5％を含む）」と回答。一方『経験やスキルに自信がない』人の場合、「利用したいと思う（「条件によっては利用したいと思う」47.8％を含む）」と回答したのは57.9％であった。

調査結果