保存食作りについての実態調査 |
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調査結果の概要
最近の食品に対する安全疑惑やロハスに代表されるスローライフ志向の高まりより、自宅で保存食を作る人が増えている。その実態をスタイルモニターの女性に尋ねると、保存食の手作りに興味や関心を抱いている女性は約7割(「とてもある」19.1%+「わりとある」50.6%)で、現在に至るまで、62.9%が作った経験がある事が明らかになった(今年2008年になって作った事がある女性は55.2%と、半数を超えている)。作った事のある保存食トップ3は「ジャム」75.5%、「漬物」65.0%、「ソース」52.1%という順になっている。保存食を作るようになって感じている事を尋ねると、「出来上がったものに愛着を感じる」88.9%という女性がおよそ9割に及び、また、「時間的、精神的なゆとりがないと作れない」82.0%や「保存食を作る事で季節をかんじる」81.0%、「楽しい」80.2%という女性も8割いる。
調査結果
※ 1:トマトソース・バジルソースなど
2:オリーブ・にんにくなどのオイル漬け- 保存食を手作りするようになって感じる事は何ですか?(「あてはまる」「わりとあてはまる」の合計)(n=1,194) (単位:%)
- 手作り保存食を作るようになって良かった事
○ 心が豊かになる気がする。できる主婦って感じ(東京都・30歳・既婚) ○ 作り方を話したり、家族との会話が増えたように思う。食材を無駄にする事が少なくなった(滋賀県・30歳・未婚) ○ ゆとりが出来た。「じっくり待つ」事の豊かさを知った。人生待たないと解決しない事もあるな?とか(大阪府・31歳・既婚) ○ 本を見なければ全く作れないが、以前よりも旬に敏感になった。近所のママ友達との会話の種にもなる(北海道・32歳・既婚) ○ 普段食べているものがどうやって作られているのか、子供たちの食育にもつながる(長崎県・32歳・既婚) ○ 家計が助かる。子供や夫が興味を持ち、手伝ってくれるので、梅の実取りやジャム用のブルーベリー摘みなどは、毎年家族恒例のイベントになっている(東京都・34歳・既婚) ○ なんとなくカッコイイというより憧れのスタイルに近づけた満足感と大好きなものだけにたっぷりと作ってあり、いつでも好きなだけ飲めるというのが一番嬉しい。また、素材の時期になると季節感を感じられる事(愛知県・35歳・既婚) ○ 「これ、お母さんが作ったのよ」と家族に威張れる(広島県・35歳・既婚)
調査実施先:(株)千趣会 ベルメゾン生活スタイル研究所