大学受験を控える高校三年生の朝食と学習の実態調査

  • 調査期間
  • 2008/12/12~2008/12/15
  • 調査対象
  • 受験予定の高校三年生 600人(男女各300人)
  • 調査方法
  • Webアンケート調査

調査結果の概要

全国農業協同組合中央会が行なった『大学受験を控える高校三年生の朝食と学習の実態調査』によると、受験生の74.0%が「毎日』朝食を食べている」事がわかった(この数値は、昨年JA全中が実施した『高齢者』90.6%、『小学生』93.3%を対象にした朝食摂取頻度調査に比べ、低い事が明らかになった。その上、受験生では朝食を『食べない』人の割合も高くなっている)。朝食は受験生のリラックスタイム?「テレビを見ながら朝食を食べている」受験生が65%と圧倒的に多く、また、「新聞を読みながら」との回答も7%と、朝時間は朝食を食べながら情報収集に充てる受験生が多い模様。夜何時ごろまで勉強している?と尋ねると、「24時以降」までが48.4%。さらに、「25時以降」まで勉強している受験生が10.7%いる事がわかった。「24時以降」も勉強している受験生を朝食の摂取頻度別に見ると、79.9%が毎日朝食を食べており、受験シーズンを前に、勉強が深夜に及ぶようではあるが、睡眠時間が少なくとも、朝食をきちんと食べている受験生の様子が伺えた。学校外での勉強時間については、「殆どしない」21.5%との回答がトップ。「2時間以内」と答えた受験生が約60%で、受験前にしては、意外に少ない?勉強時間の状況が明らかになった。進路を選ぶ基準は「やりたいことができる」50.3%、「学校の偏差値」22.3%など学習意欲を表す回答が1位、2位を占め、それぞれを朝食の摂食頻度別で見ると、「毎日朝食を食べる」74.8%という回答が8割近くに及んだ。受験当日に食べたい朝食はあるか?と尋ねると、48.7%の受験生が「いつもと違う朝食」を食べたいと回答、内訳としては、受験や勝負ごとのゲンかつぎで定番の「カツ(勝つ)」が36.6%を占めた。2、3位には糖分やDHA など実際に効果があると言われているものを含む「ケーキ・お菓子」22.3%、「魚料理」12.7%がランクインした。

調査結果

毎日、朝食を摂っていますか?(全体) (単位:%)
朝食を摂りながらしている事は何ですか?(上位5位:n=566) (単位:%)
夜何時ごろまで勉強していますか?(全体) (単位:%)
学校以外で一日何時間、勉強していますか?(全体) (単位:%)
進路を決める基準は何ですか?(全体) (単位:%)
<やりたい事~進路を決める基準(朝食摂取頻度別:n=302)> (単位:%)
受験当日に食べたい朝食はありますか?(全体) (単位:%)
受験当日にいつもと違う朝食を食べたいと回答した受験生の内訳(n=292) (単位:%)
調査実施先:全国農業協同組合中央会(JA全中)