都民生活に関する世論調査(3)

  • 調査期間
  • 2008/08/22~2008/09/07
  • 調査対象
  • 東京都全域に住む満20歳以上の男女 3,000人(2,030人:有効回収標本率67.7%)
  • 調査方法
  • 個別訪問面接聴取法

調査結果の概要

(2より続く)地球温暖化問題に関心があるか聞いた。「関心がある(「とても関心がある」51.4%+「少し関心がある」45.0%)との回答は9割半ばで、都民の地球温暖化問題への関心度は極めて高く、(地球温暖化に対して)企業や東京都が行う取組として強化するべきだと思うことを聞くと、「エネルギーを多く使う事業所等は、自らが大幅に温室効果ガスの排出を減らしていく」が50.2%でトップだった。コミュニティサイクルを利用したいと思う場面を聞くと、「湖や河川沿い、公園などでのレクリエーション」が41.7%でトップ。以下「居住地や最寄駅周辺での日常的な利用」39.3%、「お台場や豊洲など臨海部の観光スポット周遊」33.4%と続く。コミュニティサイクルが導入された場合の利用意向について「利用したい」は60.4%、「利用したくない」は28.4%だった。新型インフルエンザについて知っていたことを効くと、「今までヒトが感染したことのない新しいタイプのインフルエンザである」が66.1%でトップ。流行に備えて、東京都が行うべき対策を聞いた。「新型インフルエンザに関する正しい知識を普及する」63.4%、「新型インフルエンザを予防するためのワクチンが速やかに供給されるよう、国に働きかける」49.9%、「抗インフルエンザ薬(タミフル・リレンザ等)を備蓄しておく」44.0%などが上位に挙げられた。発生時に東京都が行う情報提供は、どの媒体が利用しやすいかを聞くと、「テレビ」が95.5%でトップ。以下「新聞」53.3%、「ラジオ」19.0%が続く。

調査結果

(2より続く)
地球温暖化問題への関心度(n=2,030)
 ※ 『関心がある』(96.4%)=「とても関心がある」+「少し関心がある」 
地球温暖化に対して、企業や東京都が行うべき取組(3MA)(n=2,030)
コミュニティサイクル(※)の利用場面(n=2,030)
共用の自転車を通常のレンタサイクルのように借りた場所に返すだけでなく、他の駐輪場(サイクルポート)でも借りたり返したりすることが可能なシステム。最近、パリなどの海外諸都市において、コミュニティサイクルの環境負荷の少ない交通手段である自転車の利用が注目を集めている。
コミュニティサイクルの利用意向(n=2,030)
『利用したい』(60.4%)=「利用してみたい」+「どちらかというと利用してみたい」
『利用したくない』(28.4%)=「利用したいと思わない」+「あまり利用したいと思わない」
新型インフルエンザについて知っていたこと(MA)(n=2,030)
新型インフルエンザの流行に備えて、東京都が行うべき対策(3MA)(n=2,030)
新型インフルエンザ発生時の情報提供媒体(2MA)(n=2,030)
調査実施先:東京都生活文化スポーツ局