小・中学生の「お正月」についてのアンケート調査

調査結果の概要

お正月について、全国の小学生・中学生を中心としたサークルリンク会員に対し調査を実施した。まず、お正月と聞いて思い浮かぶ事を尋ねると「お年玉」38.5％が最も多く、次いで「年賀状」30.3％と続き、この２つだけで約７割を占めた。性別で比較すると、「お年玉」は男の子で、一方「年賀状」は女の子で割合が高くなった。年賀状や年賀メールの送付件数を聞くと、「11～20人」33.2％が最も多く、次いで「６～10人」18.3％、「21～30人」16.9％の順となり、性別で比較すると、女の子は「11～20人」34.7％が、一方、男の子は「６～10人」24.7％が最も多く、どちらかと言うと、女の子の方が年賀状や年賀メールの送付件数が多い事がわかった。お年玉をもらった人数を問うと、「５人」19.1％が最も多く、次いで「４人」16.2％、「10人以上」16.0％という結果になり、学年別に比較すると、「10人以上」は小学校低学年（11.1％）、小学校中学年（18.9％）、小学校高学年（15.4％）、中学生（13.1％）と、小学校中学年で他の学年に比べ高くなっている。去年と比べて、もらえたお年玉は増えた？減った？と質問したところ、「増えた」43.6％、「去年とかわらない」32.6％、「減った」23.8％という結果になり、「減った」は女の子の方が男の子より高く、学年別に比較すると、「減った」は学年が高くなるにつれて増えていく。もらったお年玉の用途は？「半分使って、半分貯金・投資する」41.0％が最も多く、次いで「全部貯金・投資する」32.1％と続き、性別で比較すると、「全部貯金・投資する」は女の子で、「すぐ全部使っちゃう」は男の子で多い。学年別に比較すると、「全部貯金・投資する」は中学生（25.5％）になると、小学校低学年（50.0％）の1/2の割合に減少し、「すぐ全部つかっちゃう」についても、中学生（10.2％）は１割に及ぶ。もらったお年玉の貯金・投資方法を聞くと、「ふつうよきん」80.8％が圧倒的に多く、男の子の方が女の子よりも「かぶしきとうし」や「がいため」をしていた割合が高いことが確認できた。

調査結果