忘年会に関する意識調査 |
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調査結果の概要
アサヒビール(株)のお客様生活研究所では、忘年会に関する意識調査を実施した。その結果を見ると、「既に参加予定が決まっている」61.4%と回答した人は6割に及び、さらに「まだ決めていない」24.8%と具体的なスケジュールは立っていないが、参加に前向きな声も合わせると、全体の86.2%もの人が今年の忘年会に参加意向を持っている。「既に参加予定が決まっている」と回答した人にその回数を問うと、最も回答が多かったのは「2回」34.8%だった。さらに「3回」23.0%、「4回」6.6%、「5回以上」6.5%という声も少なくなく、全体の約7割の人が複数回参加する計画がある事がわかった。忘年会を行うグループトップ3は「会社・部署」「友人・知人」「家族・親族」。男女別で見ると、女性は男性に比べて、「友人・知人」「家族・親族」「夫婦」「ママ友」など、『プライベート系』や『ファミリー系』の忘年会に参加する傾向が強い。1回あたりの予算は、「4,000円以上~6,000円未満」49.0%と「2,000円以上~4,000円未満」31.0%の層が多く、全体の8割がこの2つの予算内で忘年会を行いたいと考えている事が窺える。参加する目的を男女別で見ると、男性の場合、「仕事の付き合いのため」49.4%、一方、女性は「ストレス発散のため」25.6%が多かった。もし幹事になった場合、『忘年会の場所選び』でポイントとなるものを挙げてもらうと、全体と男女別のいずれも「値段が安い」がトップで、「食べ放題・飲み放題がある」や「個室・貸し切りできるお店」などが上位に挙げられている。
調査結果
- 忘年会に参加する目的は何ですか? (単位:%)
全体 男性 女性 仕事上の付き合いのため 38.6 49.4 28.5 友人や家族での恒例行事のため 26.8 24.5 29.0 この一年を締めくくるために 26.3 26.6 25.9 日頃、会えない友人・知人と“忘年会”をきっかけに会えるので 23.8 22.0 25.6 ストレス発散のため 20.9 15.9 25.6 日頃の疲れを癒すため 14.9 11.8 17.8 もともと宴会に参加するのが好き 12.8 13.0 12.6 日頃、宴会が少ないので 8.5 7.1 9.9 お酒を飲む口実 8.5 8.8 8.3 - もし貴方が幹事ならどんなポイントでお店を探しますか? (単位:%)
全体 男性 女性 値段が安い 56.2 58.0 54.6 食べ放題・飲み放題がある 44.0 47.3 40.8 個室・貸し切りできるお店 43.6 41.9 45.1 座敷がある 33.6 39.4 28.3 和食が美味しい 29.2 27.3 31.0 大人数が入れる 27.8 31.1 24.6 店長・店員の態度に好感が持てる 24.5 22.4 26.4 少々騒いでも大丈夫 24.4 21.4 27.2 生ビールが美味しい 24.0 25.2 22.8 自宅に近い(へ帰りやすい) 22.6 15.4 29.2 ※ 忘年会シーズンといえば、場所取りに意外に苦労するもの。中でも参加者のスケジュール、好み、予算等を把握して調整する幹事は、なかなか大変な役回り。「幹事になるのは大好き」と回答した人は3.2%。さらに「幹事をやるのにさほど抵抗感はない」という人も42.8%と、全体の半数近くの人が幹事になる事に対して抵抗を持っていない。一方、「幹事になるのに抵抗を感じる」30.7%、「幹事だけは絶対なりたくない」23.3%という人も約半数を占めた。中でも、職場や仕事関連の“ビジネス系忘年会”の幹事は責任重く、ストレスを感じるケースが多い模様。