忘年会に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2008/11/26~2008/12/02
  • 調査対象
  • 全国の20歳以上の男女 4,562人(男性2,203人、女性2,359人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

アサヒビール(株)のお客様生活研究所では、忘年会に関する意識調査を実施した。その結果を見ると、「既に参加予定が決まっている」61.4%と回答した人は6割に及び、さらに「まだ決めていない」24.8%と具体的なスケジュールは立っていないが、参加に前向きな声も合わせると、全体の86.2%もの人が今年の忘年会に参加意向を持っている。「既に参加予定が決まっている」と回答した人にその回数を問うと、最も回答が多かったのは「2回」34.8%だった。さらに「3回」23.0%、「4回」6.6%、「5回以上」6.5%という声も少なくなく、全体の約7割の人が複数回参加する計画がある事がわかった。忘年会を行うグループトップ3は「会社・部署」「友人・知人」「家族・親族」。男女別で見ると、女性は男性に比べて、「友人・知人」「家族・親族」「夫婦」「ママ友」など、『プライベート系』や『ファミリー系』の忘年会に参加する傾向が強い。1回あたりの予算は、「4,000円以上~6,000円未満」49.0%と「2,000円以上~4,000円未満」31.0%の層が多く、全体の8割がこの2つの予算内で忘年会を行いたいと考えている事が窺える。参加する目的を男女別で見ると、男性の場合、「仕事の付き合いのため」49.4%、一方、女性は「ストレス発散のため」25.6%が多かった。もし幹事になった場合、『忘年会の場所選び』でポイントとなるものを挙げてもらうと、全体と男女別のいずれも「値段が安い」がトップで、「食べ放題・飲み放題がある」や「個室・貸し切りできるお店」などが上位に挙げられている。

調査結果

今年、忘年会に参加しますか?(全体) (単位:%)
今年の忘年会は何回参加する予定ですか?(上記設問で「既に参加予定が決まっている」と回答した人) (単位:%)
どんなグループで忘年会を行いますか? (単位:%)
全体男性女性
会社・部署52.766.638.5
友人・知人52.449.855.0
家族・親族21.214.827.8
サークル・クラブの仲間18.918.319.5
仕事関係のお客さん10.214.75.7
夫婦9.97.012.9
ママ友8.60.416.9
恋人2.52.03.1
1回あたりの予算はいくらですか? (単位:%)
忘年会に参加する目的は何ですか? (単位:%)
全体男性女性
仕事上の付き合いのため38.649.428.5
友人や家族での恒例行事のため26.824.529.0
この一年を締めくくるために26.326.625.9
日頃、会えない友人・知人と“忘年会”をきっかけに会えるので23.822.025.6
ストレス発散のため20.915.925.6
日頃の疲れを癒すため14.911.817.8
もともと宴会に参加するのが好き12.813.012.6
日頃、宴会が少ないので8.57.19.9
お酒を飲む口実8.58.88.3
もし貴方が幹事ならどんなポイントでお店を探しますか? (単位:%)
全体男性女性
値段が安い56.258.054.6
食べ放題・飲み放題がある44.047.340.8
個室・貸し切りできるお店43.641.945.1
座敷がある33.639.428.3
和食が美味しい29.227.331.0
大人数が入れる27.831.124.6
店長・店員の態度に好感が持てる24.522.426.4
少々騒いでも大丈夫24.421.427.2
生ビールが美味しい24.025.222.8
自宅に近い(へ帰りやすい)22.615.429.2
忘年会シーズンといえば、場所取りに意外に苦労するもの。中でも参加者のスケジュール、好み、予算等を把握して調整する幹事は、なかなか大変な役回り。「幹事になるのは大好き」と回答した人は3.2%。さらに「幹事をやるのにさほど抵抗感はない」という人も42.8%と、全体の半数近くの人が幹事になる事に対して抵抗を持っていない。一方、「幹事になるのに抵抗を感じる」30.7%、「幹事だけは絶対なりたくない」23.3%という人も約半数を占めた。中でも、職場や仕事関連の“ビジネス系忘年会”の幹事は責任重く、ストレスを感じるケースが多い模様。
調査実施先:アサヒビール(株) お客様生活文化研究所