20代~60代の既婚者1,000人 内食と外食に関する意識調査(1)

  • 調査期間
  • 2008/11/中旬
  • 調査対象
  • 全国の20代~60代の既婚男女 1,000人(男女各500人)
  • 調査方法
  • インターネット調査

調査結果の概要

外食が増えた理由は「ワイフ(妻)」の希望」。減ったのは「サイフ(財布)の事情」―。らでぃっしゅぼーや(株)が実施した標記の調査によると、回答者の37.5%が1年前と比べて「外食頻度が減った」と答えた(理由では男女とも「使えるお金が減った」)。一方、「増えた」と回答した人にその理由を尋ねると、男性の場合、「妻の希望」37.8%、女性は「子供の希望」「行きたい店がある」同29.4%が各々1位に挙げられた。外食をする理由は、回答者が既婚者ゆえか「家族のレジャーの一環」(男性38.6%、女性48.9%)がトップ。家族のリクエストでの、おでかけ要素が強い事が窺える。外食が増える事による不安の上位は、「健康」「食費」「安全性」など。男女別に見ると、男性(夫)の1位は「カロリーの摂り過ぎ」50.6%、一方、家計を預かる女性(妻)は「食費の増加」59.6%だった。「栄養バランス」や「野菜不足」も上位に登場し、『外食は楽しいイベントだが、身体の事を考えるとあまり続くのは…』という意識が窺える。内食をする理由は男性では、「食事の時間に家にいる」41.0%、女性は「安い」44.8%が最も多い。外食に求めるもの/内食に求めるものを挙げてもらうと、双方、上位5位までは男女全く同じ回答になり、外食には「美味しさ」と「安さ」。一方、内食には「美味しさ」や「安さ」に加え、「栄養のバランス」も上位に入った。「手作りの愛情」(男性40.8%、女性32.2%)を挙げる人も多く、『心と身体に優しい食事=内食』と考えられている事がわかる(2に続く)。

調査結果

1年前に比べ外食の頻度は変わりましたか?(全体) (単位:%)
外食が増えた理由は何ですか?(上記設問で「増えた」と回答した人) (単位:%)
男性女性
妻の希望37.8子供希望29.4
行きたい店がある26.7行きたい店がある29.4
食事の時間に家にいる事が減った26.7夫の希望26.5
子供の希望15.6食事の時間に家にいる事が減った20.6
使えるお金が増えた15.6使えるお金が増えた14.7
外食が減った理由は何ですか?(上記設問で「減った」と回答した人) (単位:%)
男性女性
使えるお金が減った45.3使えるお金が減った53.7
外食の値段が上がった30.8外食の値段が上がった28.6
食事の時間に家にいる事が増えた22.7食事の時間に家にいる事が増えた21.7
行きたい店がない16.3安全性が心配21.7
安全性が心配9.9行きたい店がない12.8
外食をする理由は何ですか?(外食をする人) (単位:%)
男性女性
家族のレジャーの一環38.6家族のレジャーの一環48.9
妻の希望32.5美味しい23.5
会食がある26.7夫の希望21.0
美味しい19.0料理を作る時間がない18.0
食事の時間に家に帰れない18.3子供の希望17.1
外食が増えると不安に感じる事は何ですか?(外食をする人) (単位:%)
男性女性
カロリーの摂り過ぎ50.6食費の増加59.6
栄養のバランス49.2カロリーの摂り過ぎ52.4
食費の増加47.0栄養のバランス42.6
野菜不足34.4野菜不足36.8
安全性28.8安全性36.8
内食をする理由は何ですか?(内食をする人) (単位:%)
男性女性
食事の時間に家にいる41.0安い44.8
安い40.8家族に手作りの流離を食べさせたい38.6
家の食事の方が美味しい29.2食事の時間に家にいる34.4
家の食事の方が安心・安全28.2家の食事の方が安心・安全30.8
栄養のバランスがいい26.4料理を作る時間がある28.2
外食に求めるものは何ですか? (単位:%)
男性女性
美味しさ80.4美味しさ87.6
安さ52.8安さ43.0
メニューの自由度22.0安全性26.0
安全性21.0メニューの自由度22.8
栄養のバランス18.2栄養のバランス22.6
内食に求めるものは何ですか? (単位:%)
男性女性
美味しさ69.4栄養のバランス67.4
栄養のバランス66.6美味しさ59.8
手作りの愛情40.8安さ39.4
安さ26.2手作りの愛情32.2
安全性22.2安全性29.6
  2に続く  
調査実施先:らでぃっしゅぼーや(株)