家庭における鍋料理のトレンド調査

  • 調査期間
  • 2008/02
  • 調査対象
  • 東京圏、大阪圏在住の20歳代~50歳代の主婦(2人以上の普通世帯) 403人
  • 調査方法
  • 郵便配布回収法

調査結果の概要

朝晩に肌寒さを感じる11月(12月)。本格的な鍋の季節が到来。「今晩はお鍋でも…」という家庭も多いのでは?鍋料理が最も美味しい秋から冬にかけて、一般家庭ではどのような鍋メニューを、どれくらいの頻度で楽しんでいるのだろうか?エリアや年代によって鍋料理の好みや楽しみ方に違いは?(株)ミツカングループ本社では、東京圏・大阪圏の主婦を対象に『家庭における鍋料理のトレンド調査』を実施。その結果を見ると、昨年の秋から冬にかけて家庭で作った鍋物について聞いたところ、「おでん」「すき焼き」「寄せ鍋」が全体・東京圏・大阪圏でいずれも上位3位に挙げられた。東京圏・大阪圏で実施率の差が大きい鍋メニューは「水炊き」「寄せ鍋」「もつ鍋」などで、中でも「もつ鍋」は東京圏が大阪圏を10.7ポイントも上回っている。鍋料理の1シーズンあたりの実施回数は「18.5回」で、エリア別に見ると、東京圏の「16.7回」に対して大阪圏は「20.2回」と、「3.5回」の差が出ており、冬型の気圧配置?と同じく『西高東低』という結果になった。鍋料理の中で実施回数が多いのは「水炊き」「寄せ鍋」「おでん」がトップ3。エリア別に見ると、東京圏・大阪圏の差が最も大きかったのは「水炊き」で、大阪圏では東京圏よりも「1.4回」多く実施されている。実施した鍋料理のメニュー数は平均「5.3種類」。東京圏・大阪圏ともに40代が最も多くなっている。

調査結果

鍋料理の実施率(6ヶ月間) (単位:%)
全体東京圏大阪圏
鍋料理全体100.0100.0100.0
おでん1位 84.11位 85.51位 82.8 
すき焼き2位 78.42位 77.02位 79.8
寄せ鍋3位 69.03位 66.03位 71.9
水炊き4位 62.34位 59.04位 65.5
しゃぶしゃぶ5位 55.15位 56.55位 53.7
キムチ鍋・チゲ鍋6位 50.96位 48.56位 53.2
湯豆腐7位 42.97位 42.57位 43.3
みそ味和風鍋8位 35.08位 37.58位 32.5
豆乳鍋9位 18.110位 16.09位 20.2
もつ鍋10位 16.69位 22.010位 11.3
その他鍋物   18.6   17.0   20.2
鍋料理の実施回数(同上) (単位:回)
全体東京圏大阪圏
平均   18.5   16.7   20.2
20代   16.7   13.4   20.0
30代   17.9   16.2   19.6
40代   19.3   18.2   20.3
50代   20.0   18.9   21.0
鍋メニュー別実施回数(6ヶ月間) (単位:回)
全体東京圏大阪圏
水炊き1位 3.32位 2.61位 4.0
寄せ鍋2位 3.03位 2.52位 3.6
おでん3位 2.91位 2.73位 3.1
すき焼き4位 2.04位 1.94位 2.1
しゃぶしゃぶ5位 1.86位 1.65位 2.0
湯豆腐6位 1.75位 1.76位 1.7
キムチ鍋・チゲ鍋7位 1.47位 1.37位 1.5
みそ味和風鍋8位 1.08位 1.28位 0.8
豆乳鍋9位 0.410位 0.39位 0.5
もつ鍋9位 0.49位 0.410位 0.3
その他鍋物   0.6   0.5   0.7
鍋料理の実施メニュー数(同上) (単位:種類)
全体東京圏大阪圏
平均   5.3   5.3   5.3
20代   5.0   4.8   5.3
30代   5.2   5.2   5.2
40代   5.6   5.6   5.6
50代   5.4   5.5   5.3
調査実施先:(株)ミツカングループ本社