男性下着に関する意識調査

  • 調査期間
  • 2008/10/下旬~2008/11/上旬
  • 調査対象
  • 20代~50代の男性 113人
  • 調査方法
  • 自記式法

調査結果の概要

トリンプ・インターナショナル・ジャパン(株)では近年、デザイン、カラーなどが多様化し個人のライフスタイルに合わせて選ばれるようになった男性下着に関する意識調査を実施した。女性の間では一般的な言葉となった『勝負下着』。男性の勝負パンツ保有状況を調査した結果、約4人に1人(23.9%)が持っていると回答し、「カッコいいもの」33.3%が最も多く、3割を超えている。1年間に購入する枚数は「5~9枚」46.9%という層が最多であった。好きな色/買う事が多いパンツについて訪ねると、「黒」76.1%が圧倒的に多く、次位以下の「グレー」44.2%や「紺」29.2%を大きく引き離している。また、無地ものと柄ものでは「無地もの」63.7%の人気が「柄もの」32.7%を大きく上回っており、近年、男性の下着のカラーバリエーションが豊富になっている傾向にも関わらず、全体的にシックな色の購入率が高く、無難でシックなものを購入するという傾向がある模様。その日のパンツ選びについての質問は、「その日の気分で」32.7%と「意識していない」30.1%で6割強を占めている。この事から、多くの男性はこれと言って理由がなく惰性でパンツを選んで着用していると思われる。また、「ローテーション順」が18.6%と2割弱おり、タンスの収納によって手前から履いていく傾向も見受けられた。ここ数年相次いで新製品が登場し、大きな反響を呼んでいる男性用ガードル。しかし今回の調査では、実際に購入したことが「ある」5.3%と答えた男性は全体の5%程度に留まった。一方、下着にあったらうれしい補整機能は?という質問では、「おなか押さえ」が29.2%、次いで「ウェストを細く見せる」14.2%と全体の4割以上がおなか周りの補整機能を望んでいる事がわかった。メタボリックシンドロームなど、社会的な話題性の影響から、おなか周りのシルエットを気にする男性が増えており、下着で見た目も『補整』したいという潜在意識は高まっているようだ。

調査結果

勝負パンツはありますか?(全体) (単位:%)
勝負パンツはどのようなものですか?(上記設問で「ある」と回答した男性) (単位:%)
年間、何枚パンツを購入しますか?(全体) (単位:%)
どんな色のパンツが好きですか?/何色のパンツを買う事が多いですか?(全体) (単位:%)
無地ものと柄もののパンツ、どちらが好きですか?(全体) (単位:%)
その日のパンツはどう選びますか?(全体) (単位:%)
男性用ガードルを購入した事がありますか?(全体) (単位:%)
下着にあったら嬉しい補整機能はどれですか?(全体) (単位:%)
調査実施先:トリンプ・インターナショナル・ジャパン(株)