暮らしについてのアンケート調査 |
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調査結果の概要
今シーズンの食卓と鍋料理の傾向を探るため、ミツカングループでは、東京圏・大阪圏の主婦を対象に『暮らしについてのアンケート』を実施した。まず、1年前と比べた暮らしについて尋ねたところ、47.8%もの人が「苦しくなった(「やや苦しくなった」35.2%を含む)」と回答。家計をやり繰りするために食生活で心がけている事が「ある」という人にそれは何か?聞くと、「材料を無駄にせず使い切る」77.7%や「冷蔵庫の在庫をできるだけ利用する」74.6%の割合が高かった。冬の代表的なメニューの中で最も家計を助けるメニューでは「鍋」「カレー」「うどん・そば」が全体・東京圏・大阪圏でいずれも上位3位に挙げられ、理由として「節約に加え、野菜がたくさん摂れる」91.0%が最も多かった。冬の節約メニュー第1位に挙がった「鍋料理」。給料日前後で実施されるメニューに違いは?給料日前は、具材の工夫がしやすい「寄せ鍋」や「水炊き」、「湯豆腐」。給料日後は、肉がメインの「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」の頻度が高くなる。また、その鍋にかける家族1人あたりの食費は、給料日前は「446円」、給料日後は「685円」。給料日前から給料日後にかけて、平均で「239円」上昇している。エリア別に見ると、給料日前後のそれぞれにおいて、大阪圏の平均が東京圏の平均を大きく上回っている。さらに、『心がけ』の違いでは、給料日前は、「野菜をたくさん摂る」「冷蔵庫の在庫を使う」といった、時と場合に応じて素材を上手に工夫する『やり繰り』が重視される様子。一方、給料日後は、「家族が揃う日」に、「家族が好きな味付け・具材」で「見栄えのする」、「いつもより豪華な」鍋をする傾向にあるようだ。
調査結果
- 1年前と比べた暮らしの変化(全体) (単位:%)
※ 生活必需品の価格が上昇し続ける中、全体の半数近くが「苦しくなった」12.6%、「やや苦しくなった」35.2%と回答。そんな中、家計をやり繰りするために食生活で心がけている事が「ある」との回答が74.5%を占めた。 - 家計をやり繰りするために食生活で心がけている事(心がけている事が「ある」と回答した人) (単位:%)
- 冬の代表的なメニューの中で最も家計を助けるメニューは何ですか?(同上) (単位:%)
全体 東京圏 大阪圏 鍋 1位 30.0 1位 31.9 1位 28.3 カレー 2位 28.9 2位 31.1 2位 27.2 うどん・そば 3位 11.8 3位 8.2 3位 14.7 雑炊 4位 7.0 5位 5.9 4位 7.9 スープ・ポトフ 5位 5.6 4位 6.8 6位 4.5 豚汁 6位 3.7 7位 2.3 5位 4.9 シチュー 7位 2.9 7位 2.3 7位 3.4 ラーメン 8位 2.5 6位 3.2 8位 1.9 - (上記設問で「鍋」と回答した人に)その理由は何ですか? (単位:%)
- 給料日の前・後で、実施されるメニューに違いはありますか?(左欄2問目に「ある」と回答した人) (単位:%)
給料日前 給料日後 寄せ鍋 46.9 38.2 水炊き 43.0 27.5 すき焼き 13.4 53.9 キムチ鍋・チゲ鍋 29.5 33.7 おでん 27.7 28.7 しゃぶしゃぶ 12.0 35.7 湯豆腐 31.4 10.1 みそ味和風鍋 19.4 19.2 豆乳鍋 6.0 7.2 もつ鍋 4.5 5.4 - その鍋にかける家族1人あたりの食費(夕食)はいくら位ですか?(同上) (単位:円)
給料日前 給料日後 全体 446 685 東京圏 408 623 大阪圏 477 737 - 給料日前後で、鍋を実施するにあたっての“心がけ”に違いはありますか?(同上) (単位:%)
給料日前 給料日後 野菜をたくさん摂れるようにする 59.3 47.7 冷蔵庫の在庫を使う 48.1 20.2 家族が揃う日に作る 30.0 38.2 栄養バランスを良くする 26.9 33.1 家族が好きな味付け・具材にする 20.0 32.2 彩りやボリュームなど見栄えを良くする 16.9 29.8 具材の量や種類を増やす 11.0 31.4 肉や魚の量を増やす 3.7 30.0 具材の質を上げる 2.5 25.2